<動意株・8日>(前引け)=日本信号、ヨシムラフード、ヤマザキ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/08 11:37
<動意株・8日>(前引け)=日本信号、ヨシムラフード、ヤマザキ  日本信号<6741.T>=大幅高で4日続伸。同社が7日取引終了後に発表した20年3月期の連結業績予想は、売上高が1050億円(前期比5.1%増)、営業利益は75億円(同7.1%増)、最終利益は57億円(同7.4%増)と増収増益を見込んでいる。また、19年3月期連結決算は私鉄向けなど鉄道信号システムなどが好調で収益を牽引、売上高998億5700万円(前の期比19.2%増)、営業利益70億円(同3.4倍)、最終利益53億600万円(同2.6倍)と高変化をみせており、前期に続き今期も収益成長が継続する見通しにあることは評価材料。今期年間配当は1円増配の26円を計画している。更に発行済み株式数(自社株を除く)の4.60%にあたる300万株、35億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことも、ポジティブサプライズとなり買い人気を増幅させている。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>=続急伸。同社は7日の取引終了後、岐阜県内3カ所に養魚場を構えるアユ養殖企業の森養魚場(岐阜県大垣市)の全株式を6月3日付で取得し、子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。今回の株式取得は、オーナー社長が高齢であることから株式を譲り受けることになったもので、ヨシムラフードの「中小企業支援プラットフォーム」を活用しさらなる成長を図るのが狙い。グループの全国及びシンガポールを中心としたアジアの販路へ、森養魚場の高品質なアユを販売するとしている。なお、取得価額は13億6000万円で、20年2月期以降の業績に与える影響は精査中としている。

 ヤマザキ<6147.T>=ストップ高カイ気配。同社は7日の取引終了後、集計中の19年3月期業績について、営業利益が8800万円から2億9700万円(前の期比3.3倍)へ、純利益が7000万円から2億1800万円(同4.7倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は33億6000万円の従来予想に対して33億7200万円(同10.0%増)と概ね予想通りで推移したものの、生産工程の見直しや最適な人員配置などで費用の発生を見込みより削減することができたことが利益を押し上げた。また、比較的利益率の高いユニットの売り上げが増加したことも寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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