カワタ、前期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/26 12:00
 カワタ <6292> が4月26日昼(12:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→23.2億円(前の期は10.2億円)に16.2%上方修正し、増益率が94.4%増→2.3倍に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.8億円→11億円(前年同期は6.5億円)に41.1%増額し、増益率が20.8%増→70.5%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の28円→29円(前の期は18円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【連結業績】 連結業績につきましては、売上高は日本、東アジア、東南アジアの各セグメントにおいて、自動車関連や電子部品関連の需要が好調であったこと等により、前回予想を1,576百万円上回る24,576百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を304百万円上回る2,304百万円、経常利益は前回予想を323百万円上回る2,323百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を226百万円上回る1,676百万円となる見込みです。【個別業績】 個別業績につきましては、2018年度の生産や設備投資は回復基調となり、自動車関連や電子部品関連の需要が好調であったこと等により、売上高は前回予想を884百万円上回る11,884百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を288百万円上回る888百万円、経常利益は前回予想を409百万円上回る1,109百万円、当期純利益は前回予想を170百万円上回る720百万円となる見込みです。

  当社は、安定的な配当維持と業績向上に伴った株主の皆様への配当(利益還元)を充実させることを経営の重要政策のひとつとして位置付けるとともに、中長期的には安定した事業成長を図り株主価値を持続的に向上させるため、事業の進展状況等を勘案し新規事業開発や戦略投資等に内部留保資金を投下していくことを基本方針としております。 当期は通期業績予想が前回予想を上回ったことに加えて、中長期的な自己資本利益率(ROE)の向上及び安定的な自己資本配当率(DOE)の確保と、今後の事業リスクや戦略投資に備えての内部留保の充実等を総合的に勘案し、当期の1株当たり期末配当予想を14円から15円に修正いたします。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。   実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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