T&D、前期経常を6%下方修正、配当は2円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/25 16:45
 T&Dホールディングス <8795> が4月25日大引け後(16:45)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の1560億円→1469億円(前の期は1564億円)に5.8%下方修正し、減益率が0.3%減→6.1%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の707億円→616億円(前年同期は729億円)に12.9%減額し、減益率が2.9%減→15.4%減に拡大する計算になる。

 同時に、前期の年間配当を従来計画の40円→42円(前の期は37.5円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  経常収益は、前回発表予想並みとなる見通しです。 経常利益については、新契約増加に伴う責任準備金積み増し負担の増加や、ヘッジコストの高止まりによる金融派生商品費用の増加などにより、1,469 億円程度となる見込みです。 親会社株主に帰属する当期純利益は、728 億円程度となる見込みです。(注)上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績は、様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。

  当社は、当社およびグループ会社の経営の健全性維持に留意し、グループとして必要な内部留保を確保したうえで株主価値の向上に取り組み、安定的な利益配分を実施していくことを基本方針としております。 上記方針のもと、財務健全性も踏まえ、株主還元のさらなる拡充を図るため、期末配当予想を2円増配することといたしました。 これにより、前回発表予想の2019 年3月期の年間配当金は、前期より2.5 円増配の1株当たり40 円としておりましたが、期末配当予想の修正に伴い、前期より4.5 円増配の1株当たり42 円となります。 本件につきましては、2019 年6月開催予定の第15 回定時株主総会に付議する予定であります。
配信元: 株探

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