アサヒＨＤ、前期税引き前を一転微減益に下方修正

　アサヒホールディングス <5857> が4月24日大引け後(17:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期の連結税引き前利益を従来予想の138億円→134億円(前の期は134億円)に2.9％下方修正し、一転して0.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の73.1億円→69.1億円(前年同期は71.9億円)に5.5％減額し、一転して3.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　国内の貴金属リサイクル分野の業績が期初の計画を上回って推移していることに加え、北米における貴金属精錬分野の業績も好調であることから、売上収益、営業利益は前回発表予想を上回る見込みであります。一方、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては、北米事業における金融取引拡大による金融費用の増加等により、前回発表予想を下回る見込みであります。