ＫＩＨＤ、上期経常は29％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　ＫＩホールディングス <6747> [東証２] が4月23日大引け後(16:00)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比29.2％増の46.4億円に伸び、従来予想の37億円を上回って着地。
　通期計画の43億円に対する進捗率が107.9％とすでに上回り、さらに5年平均の75.2％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は3.4億円の赤字(前年同期は12.8億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.4％増の31.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.1％→17.8％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　－連結：売上高につきましては、鉄道車両機器部門、車両シート部門及び中国高速鉄道向けの売上増加により、増収となりました。これを受けて営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても増益となりました。－個別：売上高につきましては、補給部品の出荷減により、減収となりました。経常利益及び四半期純利益につきましては受取配当金の増加により、増益となりました。