高値警戒感は確実に高まってきていると思います
日経平均は+56円高の22277円と5営業日続伸しました。
朝方は、米国株高や円安ドル高基調から高く始まりましたが、先物にまとまった売りが出て下落に転じる場面もありました。
その後すぐに持ち直すと、午前11時に発表された中国1-3月期実質国内総生産(GDP)などの経済指標が市場予想を上回ったこともあり、前場終盤には高値で+123円高の22345円まで上昇しましたが、大引けにかけては22200円台後半でのもみ合いとなりました。
日経平均の5日続伸は2018年11月22日から12月3日までの7営業日続伸以来、およそ4ヶ月半ぶりの長さで、4営業日連続で終値ベースの年初来高値を更新しています。
中国国家統計局が発表した3月の工業生産高が前年同月比8.5%増と、市場予想の6.0%増を大幅に上回ったため、コマツや日立建機などの建機株や安川電やオークマなど機械株が上昇しました。
また112円台前半まで円安ドル高が進行したことも相場の支えとなり、自動車や電気機器など主力の輸出関連株が軒並み上昇しています。
東証1部の売買代金は2兆3628億円、騰落銘柄数は値上がり1220銘柄、値下がり803銘柄、日経225採用銘柄では値上がり135銘柄、値下がり83銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日続伸、東証マザーズ指数は反発しています。
日経平均のテクニカル指標は、おおむね高値圏を示唆する状態になっています。
きょうは中国の経済指標に救われた面も大きいですが、5日続伸や4日連続年初来高値更新は一定の評価が必要だと思います。
日経平均の上値抵抗となっていた52週線(今日現在:21973円)や200日線(今日現在:21882円)を上抜けたことでロスカットの買い戻しが続いているという背景もありますが、一方で短期的な過熱感は確実に高まってきています。
来週になるといよいよ翌週から始まる大型連休に対する警戒感も加わりますので、超目先的にはやはり段階的に利益確定売りを進めるところだと思いますし、積極的に動くのであれば新規で売りポジションを増やしていってもいい局面だと思います。
いざ下落が始まったときには、上昇中の25日線(今日現在:21608円)などが下値メドになりやすいと思います。
朝方は、米国株高や円安ドル高基調から高く始まりましたが、先物にまとまった売りが出て下落に転じる場面もありました。
その後すぐに持ち直すと、午前11時に発表された中国1-3月期実質国内総生産(GDP)などの経済指標が市場予想を上回ったこともあり、前場終盤には高値で+123円高の22345円まで上昇しましたが、大引けにかけては22200円台後半でのもみ合いとなりました。
日経平均の5日続伸は2018年11月22日から12月3日までの7営業日続伸以来、およそ4ヶ月半ぶりの長さで、4営業日連続で終値ベースの年初来高値を更新しています。
中国国家統計局が発表した3月の工業生産高が前年同月比8.5%増と、市場予想の6.0%増を大幅に上回ったため、コマツや日立建機などの建機株や安川電やオークマなど機械株が上昇しました。
また112円台前半まで円安ドル高が進行したことも相場の支えとなり、自動車や電気機器など主力の輸出関連株が軒並み上昇しています。
東証1部の売買代金は2兆3628億円、騰落銘柄数は値上がり1220銘柄、値下がり803銘柄、日経225採用銘柄では値上がり135銘柄、値下がり83銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日続伸、東証マザーズ指数は反発しています。
日経平均のテクニカル指標は、おおむね高値圏を示唆する状態になっています。
きょうは中国の経済指標に救われた面も大きいですが、5日続伸や4日連続年初来高値更新は一定の評価が必要だと思います。
日経平均の上値抵抗となっていた52週線(今日現在:21973円)や200日線(今日現在:21882円)を上抜けたことでロスカットの買い戻しが続いているという背景もありますが、一方で短期的な過熱感は確実に高まってきています。
来週になるといよいよ翌週から始まる大型連休に対する警戒感も加わりますので、超目先的にはやはり段階的に利益確定売りを進めるところだと思いますし、積極的に動くのであれば新規で売りポジションを増やしていってもいい局面だと思います。
いざ下落が始まったときには、上昇中の25日線(今日現在:21608円)などが下値メドになりやすいと思います。