三谷産業、前期経常を7%上方修正

配信元:株探
投稿:2019/04/15 15:00
 三谷産業 <8285> が4月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の27.5億円→29.4億円(前の期は29.7億円)に7.2%上方修正し、減益率が7.5%減→0.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.8億円→18.7億円(前年同期は19.6億円)に11.8%増額し、減益率が14.6%減→4.5%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.連結 売上高は、以下を主要因として前回発表予想を上回る見込みであります。(1)情報システム関連事業について、当社グループのオリジナル製品である「POWER EGG」の販売が好調であったこと、   ならびに民間企業への次期システム更新に向けた大型ハードウエア案件が増加したこと(2)樹脂・エレクトロニクス関連事業について、樹脂成形品の量産が増加したこと(3)化学品関連事業の国内化成品について、基礎化学品の納入量の増加および販売単価が上昇したこと 営業利益は、売上高は増加したものの、積極的な人材確保や将来を見据えた新たなソリューションの発掘ならびに建物のBIM化対応などの先進的事例への取り組みにより、ほぼ前回発表予想通りとなる見込みであります。 経常利益は、持分法による投資利益の増加を主要因に、前回発表予想を上回る見込みであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加に加えて、固定資産売却益の発生により、前回発表予想を上回る見込みであります。2.単体 売上高は、以下を主要因として前回発表予想を上回る見込みであります。(1)情報システム関連事業について、当社グループのオリジナル製品である「POWER EGG」の販売が好調であったこと、   ならびに民間企業への次期システム更新に向けた大型ハードウエア案件が増加したこと(2)化学品関連事業の国内化成品について、基礎化学品の納入量の増加および販売単価が上昇したこと 経常利益および当期純利益は、売上高増加および空調設備工事関連事業における付加価値のある提案による売上総利益率の向上により、売上総利益が増加したことから、前回発表予想を上回る見込みであります。(注)上記の業績予想につきましては、当社が本資料の発表日現在において入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。
配信元: 株探

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