【買い】6384：昭和真空

水晶デバイスに注目。

5Ｇは高速大容量、低遅延、多数同時接続が特長。

4Ｇに比べて最大で約100倍の高速、大容量が期待でき、高精細な8Ｋ映像や警備会社の監視カメラの映像などの大容量配信、低遅延の通信特性から自動運転、遠隔医療、ドローンでの利用、多数同時接続ではIoT（モノのインターネット）などが進展していく。

米国や韓国では今年中の商用サービス開始が見込まれており、国内では1月24日に総務省が「5Ｇ」基地局開設の申請受付をスタートした。

5Ｇのインフラ整備が進む時期には、小型基地局の大量設置、データセンター投資も大いに進むため高周波の水晶デバイス製品は付加価値が高く、このため利益率も今までとは違ってくる公算だ。

また、5Ｇの基地局がある程度普及していくにしたがって今度はIoTが立ち上がってくる。

5Ｇは通信速度ばかりが注目されているが、実はひとつの基地局で今までの100倍の端末が接続（多数同時接続）できることになる。

よって、あらゆる端末に通信機能を備えることができるようになり、通信機能には水晶デバイスが必要不可欠となる。

その結果、爆発的に採用・普及が進むことになり、業績的には「高付加価値×数量」効果が発現することになるであろう。

株価水準はちょうど下値の節目にあると考え、週明け以降反発局面を迎えると思われ利回り5％,PBR0.85倍の銘柄を拾い上げる絶好の押し目と見ている。