今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/04/11 15:38

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、英国の欧州連合(EU)離脱再延期を好感して111.10円台へと持ち直しました。その後は伸び悩む格好となり、111.00-10円台でもみ合いが続いています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

4/11(木)
16:00 トルコ2月経常収支
16:30 スウェーデン3月消費者物価指数
21:30 カナダ2月新築住宅価格指数
21:30☆米3月生産者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:30 クラリダFRB副議長、講演
22:35 ウィリアムズNY連銀総裁、講演
22:40 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
26:00 米30年債入札 (160億ドル)
27:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
29:00 ボウマンFRB理事、講演
----- G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン、12日まで)

4/12(金)
10:30 RBA金融安定報告
未定 ☆中国3月貿易収支

※☆は特に注目の材料

昨日は、米3月消費者物価・コア指数の鈍化が米長期金利の低下を通じてドルの下落に繋がりました。今夜のドル/円も金利動向がカギと見られるだけに、米3月生産者物価指数にも注目です。その他、米30年債入札も結果判明後に長期金利が動く可能性があるので、念のため注目しておきましょう。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想