日本アジアG、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/03/29 16:30
 日本アジアグループ <3751> が3月29日大引け後(16:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常損益を従来予想の15億円の黒字→16億円の赤字(前期は14.2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の36.9億円→5.9億円(前年同期は15億円)に84.0%減額し、一転して60.7%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の連結子会社である株式会社ザクティにおいて、デジタルカメラ市場における事業環境の悪化による影響を受け、当初見込んでいた顧客からのデジタルカメラのOEM/ODM受注に加え、開発受託業務が減少した事により売上が計画を下回る推移となりました。更にモデルミックスの変化に伴い材料費率が上昇した事により費用が上昇し、各段階利益が当初計画を大きく下回る見込みとなりました。 その結果、株式会社ザクティの業績が以下別表の通りになり、通期連結業績予想に対し上記の通り、差異が生じた為、業績予想を修正いたします。 尚、上記に伴い、株式会社ザクティが保有している固定資産について、株式会社ザクティの営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが継続してマイナスとなる見込みであり、今後の事業計画及び回収可能性を踏まえ、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損損失や未払費用の戻入益が発生する可能性がございます。減損損失や未払費用の戻入益の内容および額が判明し、今後業績に重要な影響が生じる場合は、判明次第速やかに開示いたします。【別表】株式会社ザクティ 平成31年3月期 通期連結業績予想数値〈売上高〉従来予想 29,700百万円 修正業績予想 22,600百万円 増減額△7,100百万円〈営業利益〉従来予想 250 百万円 修正業績予想△2,670百万円 増減額△2,920百万円〈経常利益〉従来予想 200 百万円 修正業績予想△2,730百万円 増減額△2,930百万円〈親会社株主に帰属する当期純利益〉従来予想 150 百万円 修正業績予想△3,240百万円 増減額△3,390百万円上記数値は株式会社ザクティを含む、株式会社ザクティホールディングス及びその子会社3社を含めた業績予想数値となります。
配信元: 株探

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