アンジェスがカイ気配スタート、国内初の遺伝子治療用製品で国内条件付承認を取得◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/27 09:07
アンジェスがカイ気配スタート、国内初の遺伝子治療用製品で国内条件付承認を取得◇  アンジェス<4563.T>がカイ気配スタートとなっている。26日の取引終了後、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療用製品について、26日付で厚生労働省から条件及び期限付製造販売承認を取得したと発表した。同製品は国内初の遺伝子治療用製品となる。

 同社は田辺三菱製薬<4508.T>とHGF遺伝子治療用製品の販売に関して、日本国内における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾契約を締結していることから、同製品の販売は田辺三菱が担当。アンジェスは販売開始後、売上高に応じた一定の対価を田辺三菱から受領することになる。

 アンジェスはまた、29日に提出予定の有価証券報告書から「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消すると発表しており、これも好材料視されている。HGF遺伝子治療用製品について、厚生労働省から条件及び期限付製造販売承認を取得したことを受けて事業基盤を構築することができたことに加えて、18年12月期末時点で現金及び預金を57億8400万円保有し、財務状況も短期的には問題がないと判断したためという。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:minkabuPRESS
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