マーケットE Research Memo(5):今第2四半期はリユースのマッチングプラットフォーム「おいくら」事業獲得

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/26 16:06
■中長期の成長戦略

2. 事業ポートフォリオの変遷と現状
前述のように、消費者の消費行動は日々変化し、マーケットエンタープライズ<3135>もそれに対応しながら進化・成長を果たしてきたが、それは具体的には同社の事業ポートフォリオの変化に良く表れている。

同社は現在までに、自身が目指す「最適化商社」としての事業ポートフォリオには4つの要素が必要との考えに至っている。すなわち、(1)取引商材・方法、(2)情報提供メディア、(3)プラットフォーム、(4)IT、の4つだ。

(1) 取引商材・方法
前述のように同社は、一般商材買取事業(個人向けの一般商材を対象にしたリユース事業)から事業をスタートした。その後、レンタル事業や通信事業(MEモバイル事業)、専門商材取引(法人を対象とした買取事業。農機具、建機、医療機器等)へと順次拡大している。

(2) 情報提供メディア
取引方法に関する情報提供メディアとして「高く売れるドットコムMAGAZINE」や「ビギナーズ」を、消費分野に関する情報として「iPhone格安SIM通信」を運営している。

(3) プラットフォーム
同社は不用品を売りたい個人とリユース事業者をつなぐマッチングプラットフォーム「おいくら」の事業譲受けを決定した(効力発生日は2019年2月1日)。これらの結果、同社の事業ポートフォリオは以下のようになっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

<SF>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
937.0
(12:30)
+11.0
(+1.18%)