【売り】クボテック(7709) 新規の買いは注意を!! フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/03/16 01:01

過熱感が強い

同社は太陽電池の検査に使用される画像処理外観検査装置等の製造・販売を手掛けています。

1月中旬から同社株は市場の注目を集めており、直近2日連続でストップ高をつけています。

直近発表の第3四半期決算では、
売上高13億6800万円(前年同期比-43.6%)
営業利益-3億1000万円(前年同期1億3600万円)
四半期純利益9400万円(前年同期比+17.9%)
と大幅な減収となっています。

主力製品である画像処理外観検査装置の市場環境が悪化しており、受注が減少していることが主な要因です。同社はこの状況が今後も継続すると見込んでおり、2月21日に棚卸資産の評価減約2億2000万円の計上を発表しています。また、国内拠点見直しのために京都工場を閉鎖しており、同社の業績に不透明感が残る展開となっています。

3月15日に同社株は一時ストップ高をつけましたが、後場から売られ、前日比-1.16%の426円で引けています。そのため一旦は利益確定の局面だと考えます。
また、RSI(9日)が79.48%と過熱感が残っており、この水準での買いは控えたいと判断しました。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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