<動意株・11日>(大引け)=オムロン、オンコリス、ウェルビーなど
オムロン<6645.T>=ストップ高。同社は8日の取引終了後、日本経済新聞社は日経平均株価の臨時入れ替えを発表し、3月27日上場廃止となるパイオニア<6773.T>に代わりオムロンを新規採用することを明らかにした。これに伴い、日経平均連動型のパッシブファンドなどの買いが見込まれるオムロンには買いが殺到している。オムロンは18日から指数に採用されることになるため、15日の引けにかけリバランス需要が発生する見通し。SMBC日興証券では、オムロンに対する買いインパクトは25日平均出来高の26.9日分と推定。「旧大証銘柄が日経平均に採用されるのは今回が初めて」と指摘している。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=連日のストップ高。今は再生医療や遺伝子治療分野での研究開発にスポットライトが当たりバイオ関連株が相次いで人気化する地合いだが、そのなか、同社は腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」が株高材料となっている。特に、今月29日から米アトランタで催される米国癌学会で発表される見通しの、食道がんを対象としたがん免疫治療薬「キイトルーダ」とのフェーズ1試験のデータ結果に注目が集まっている。
ウェルビー<6556.T>=大幅続伸。同社は8日の取引終了後、2月28日から3月1日に開催された第38回日本社会精神医学会で研究発表を行ったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表された研究テーマは「超簡易型認知行動療法を活用した社内メンタルヘルス研修―支援員のストレス対処能力向上を目指して―」。福祉企業で働く支援員に対して、超簡易型認知行動療法を活用した社内研修をオンライン上で行い、その有効性を検討したものだという。社会的な認知度の向上につながり、さらに将来的な収益への寄与が期待されている。
クミアイ化学工業<4996.T>=一時ストップ高。同社が8日取引終了後に発表した19年10月期の第1四半期(18年11月~19年1月)連結決算は、売上高が242億6900万円(前年同期比27.3%増)、営業利益は21億2700万円(同2.4倍)、最終利益は18億3900万円(同63.5%増)と売り上げ、利益ともに大幅な伸びを示した。主力製品「アクシーブ」の販売が好調で業績を牽引している。これ手掛かり材料に投資資金が流入している。
日本駐車場開発<2353.T>=急反発。同社は前週末8日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表した自社株買いでは、上限を280万株(発行済み株数の0.84%)、または5億円としており、取得期間は3月11日から3月29日まで。株主還元及び資本効率の向上と経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。同時に発表した第2四半期累計(18年8月~19年1月)連結決算は、売上高119億7200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益21億1400万円(同14.0%増)、純利益15億5800万円(同17.7%増)だった。国内駐車場事業における月極契約の獲得が順調に進展したことに加えて、海外駐車場事業の堅調な事業拡大や、テーマパーク事業における来場者数の増加などが寄与した。
双信電機<6938.T>=ストップ高。同社はフィルターやコンデンサーなどの電子デバイスで高い商品競争力を持つ。次世代通信規格の5G向けでは、同社が得意とする積層誘電体フィルターが、基地局インフラ整備が本格化した際に需要を捉える公算が大きいとみられている。時価総額100億円以下と小型で信用買い残の増加も限定的となっており、株式需給面でも上値の軽さが意識されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
オンコリスバイオファーマ<4588.T>=連日のストップ高。今は再生医療や遺伝子治療分野での研究開発にスポットライトが当たりバイオ関連株が相次いで人気化する地合いだが、そのなか、同社は腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」が株高材料となっている。特に、今月29日から米アトランタで催される米国癌学会で発表される見通しの、食道がんを対象としたがん免疫治療薬「キイトルーダ」とのフェーズ1試験のデータ結果に注目が集まっている。
ウェルビー<6556.T>=大幅続伸。同社は8日の取引終了後、2月28日から3月1日に開催された第38回日本社会精神医学会で研究発表を行ったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表された研究テーマは「超簡易型認知行動療法を活用した社内メンタルヘルス研修―支援員のストレス対処能力向上を目指して―」。福祉企業で働く支援員に対して、超簡易型認知行動療法を活用した社内研修をオンライン上で行い、その有効性を検討したものだという。社会的な認知度の向上につながり、さらに将来的な収益への寄与が期待されている。
クミアイ化学工業<4996.T>=一時ストップ高。同社が8日取引終了後に発表した19年10月期の第1四半期(18年11月~19年1月)連結決算は、売上高が242億6900万円(前年同期比27.3%増)、営業利益は21億2700万円(同2.4倍)、最終利益は18億3900万円(同63.5%増)と売り上げ、利益ともに大幅な伸びを示した。主力製品「アクシーブ」の販売が好調で業績を牽引している。これ手掛かり材料に投資資金が流入している。
日本駐車場開発<2353.T>=急反発。同社は前週末8日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表した自社株買いでは、上限を280万株(発行済み株数の0.84%)、または5億円としており、取得期間は3月11日から3月29日まで。株主還元及び資本効率の向上と経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。同時に発表した第2四半期累計(18年8月~19年1月)連結決算は、売上高119億7200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益21億1400万円(同14.0%増)、純利益15億5800万円(同17.7%増)だった。国内駐車場事業における月極契約の獲得が順調に進展したことに加えて、海外駐車場事業の堅調な事業拡大や、テーマパーク事業における来場者数の増加などが寄与した。
双信電機<6938.T>=ストップ高。同社はフィルターやコンデンサーなどの電子デバイスで高い商品競争力を持つ。次世代通信規格の5G向けでは、同社が得意とする積層誘電体フィルターが、基地局インフラ整備が本格化した際に需要を捉える公算が大きいとみられている。時価総額100億円以下と小型で信用買い残の増加も限定的となっており、株式需給面でも上値の軽さが意識されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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