＜3/11～3/15＞ 来週の日経平均の動き

スピード調整

花粉症が日に日につらくなってきています。

周りも花粉症が出てきている人が増えてきていますが、今年はいつもよりひどいと感じている人が多いです。

まだ寒いくらいのこの時期から花粉がこれだけ飛び始めていると、春になってさらに暖かくなったらどうなることやら戦々恐々としております。。。。

さて、日経平均は花粉症でくしゃみをしたかのように先週までの流れとは打って変わり急落となりました。

先週からもお伝えしておりましたが、すでに株価は短期的に天井をつけていて、いつ落ちてもおかしくないところまできておりましたので、ほぼその通りの動きになったと思います。

順張り的にみれば高値を更新してさらに上に行き22000円を目指すという見方の方が多かったかもしれませんが、今の相場は中期的にも長期的にも下降トレンドに入っていますので、高値は天井で逆張りの動きをします。

アベノミクスのような上昇相場に慣れてしまっていると、高値を買いたくなってしまいますが、ここから当面の相場は高値は天井掴みになる可能性が高いので気をつけましょう。

日経平均はSQという要因もありますが、21800円付近から夜間の先物では一時20640円まで下げているので、1200円近く急落したことになります。

このような下げ方を見ると、昨年末の下げを思い出してまたあの時のような暴落が来るのではないかと不安になる方も多いでしょう。

これまでは買いだったけれど、ここからは売りに転換しなければと思うことでしょう。

しかし、以前からお伝えしているように、今月中の大底ラインは20700円になるので、ここを下回ることは極めて低いと考えています。

かりに下げたとしても一時的なものになるので、基本的にここより下がることは想定していません。

むしろ、20700円まで来たら押し目買いのチャンスと考えています。

ここは重要なラインになるので、ここで押し目買いをするか、売りに転換するかで大きな分かれ目となりますので、チャートをよく見て方針を決めてください。

ただ、3月中に先週付けた高値を越えていくことはないので、押し目買いをしても戻りは限定的で、今月末には最終的にまた20700円に近づいてきます。

そのため、今月中はもみ合いからBOX相場のような動きになるので、大きく下げたら短期で買い、大きく上げたら短期の売り、と考えて短期売買に徹するのが良いでしょう。

来週は20700円～21500円のレンジ内での動きとなります。