新興市場銘柄ダイジェスト:ネットイヤーや鳥羽洋行が大幅反発

配信元:フィスコ
投稿:2019/03/08 15:25
<3622> ネットイヤー 721 +20
大幅反発。NTTデータ<9613>によるTOBが波乱なく終了し、買い安心感が広がった。NTTデータの取得株数は339万5701株で、議決権所有割合は48.52%となる。異動予定日は13日。ネットイヤーグループの上場は維持。NTTデータはネットイヤーグループの筆頭株主となる。コニカミノルタ<4902>子会社のコニカミノルタジャパンはTOBに応募しており、保有株の全て(213万0200株)を売却。


<4596> 窪田製薬HD 393 +33
急伸。18年4月16日に発行した行使価額修正条項付き第21回新株予約権が大量行使されたと発表している。月初からの行使数は4670個(発行総数の11.68%)で、46万7000株が交付された。未行使の新株予約権は9000個となった。大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念が徐々に後退するとの期待から、先回り買いが入った。前日までの続落で値頃感が出ているとの見方も投資資金の流入につながったようだ。


<1992> 神田通機 2598 +500
ストップ高。竹中工務店が同社と共同で音声・文字認識AI制御システム「ツイートREMO」を開発したと発表し、買い人気が集まっている。同システムは病院や福祉施設に加えてオフィスでの使用を想定しており、スマートスピーカーやスマートフォンを介した音声・文字をAIが認識・解析することで、体の不自由な人でも空調や照明などの設備機器を操作することができるという。


<7472> 鳥羽洋行 2840 +68
大幅に3日ぶり反発。19年3月の年間配当を従来予想の110.00円から120.00円(110.00円)に増額修正すると発表している。同社は修正の理由について「業績見通し等を総合的に勘案した結果」と説明している。2月12日発表の第3四半期累計(18年4-12月)の営業利益は前年同期比8.0%増の14.60億円で、通期予想(前期比2.0%減の17.40億円)は据え置いていた。


<4586> メドレック 499 +6
反発。29日から開催される米国癌学会年次総会で、東京医科歯科大学等と共同で実施した研究成果「皮膚扁平上皮がんに対するmiR-634軟膏の経皮局所投与による治療可能性」を発表する。マウス腫瘍モデルで腫瘍増殖が著しく減少したほか、皮膚乳頭腫モデルでも腫瘍増殖が抑制されたとして、miR-634含有軟膏は皮膚扁平上皮がんに対する非侵襲的で効果的な治療になり得ると考えられるという。


<4304> Eストアー 867 +30
大幅に5日ぶり反発。42万株(3.5154億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は8.14%。買付価格は7日終値(837円)。8日朝の立会外取引(ToSTNeT-3)での買い付けを委託する。資本効率の向上を図り、株主還元を充実させるとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とすることが目的。

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配信元: フィスコ

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銘柄名称 株価 前日比
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