ドル/円、米雇用統計がカギに
昨日のドル/円は小幅続落。米長期金利の低下などを背景に一時111.50円台を割り込む場面もあったが、ユーロが主役の相場展開の中で動意は限られた。本日は日本時間22時30分に発表される米2月雇用統計が最大の手掛かり材料となる。発表までは、主要国の株価動向を睨みながらの展開となりそうだ。昨日は欧州中銀(ECB)が追加緩和を打ち出したにもかかわらず欧州株が下落しており、米国株も続落した。日本を始め、本日のアジア株の動きが気になるところだろう。なお、本日のメインイベントである米2月雇用統計の主な項目の市場予想は、注目の非農業部門雇用者数が18.0万人増、失業率は3.9%、平均時給は前月比+0.3%.前年比+3.3%などとなっている。