◆静かな値動き - わずかに30pips
※ご注意:予想期間は3月8日と表示されていますが、本日(3月7日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
豪GDP大幅悪化の(+2.3%)を機に“豪利下げ観測増加⇒豪ドル売り”が目立ったのを除けば、昨日のマーケットは“かなり静か”でした。
同じく悪化した米貿易収支(-598億ドル)等もあり、ドル円も“上値の重さ”を強いられましたが、その値幅は“わずか30pips”に留まっています。
◆目先“上値の重さ”が先行…?
NYダウが続落(△133ドル)していることを鑑みれば、目先は“上値の重さ”が先行する展開を想定せざるを得ないのかもしれません。
しかし“111.50円/112.00円に設定されたオプション”はかなり強烈であり、期限切れ(8日)までは「(突破には)かなりの後押しが必要」と見るのが自然です。
そして「インフレ/成長見通しの引き下げ」が想定(懸念?)されるECB理事会が波乱要因として控えていますが、「ドルにとって悪い話ではない」と考えることは可能…。
◆ただ“111円後半の膠着”を地で往く展開…!?
“上値の重さ”が先行しているものの、現在は“111円後半の膠着”を地で往く展開の真っ最中…。
それでいて“ここまで下がった”とあれば、やはり「いい押し目が入った」と見るのが自然…?
「次なる方向を窺う」がまだ基本ではありますが、引き続き「戻り売りではなく、押し目買い」で臨みたいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:112.312(200週移動平均線)
上値4:112.220(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:112.134(3/5高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:112.000(大台)
上値1:111.918(3/6高値、3/5~3/6の61.8%戻し、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:111.767
下値1:111.616(3/6安値、ピボット1stサポート)
下値2:111.454(2/27~3/5の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:111.381(100/200日移動平均線)
下値4:111.322(3/1安値、20週移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
下値5:111.245(2/27~3/5の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:37 ドル円 抵抗・支持ライン追加