ドル/円、次なる手掛り待ち
昨日のドル/円は、111円台後半のおよそ30銭の狭いレンジで弱もち合いの展開。豪ドルやカナダドルを除けば、主要通貨は総じて小幅な値動きにとどまった。本日の欧州中銀(ECB)理事会や明日の米2月雇用統計から、次の手掛かりを得ようと市場は様子見姿勢に傾いているようだ。また、本日から明日にかけて112.00-112.05円を行使価格とする為替オプションが30億ドル弱の規模で満期を迎える。こうした中、本日のドル/円は、112円台の重さと111円台半ばの堅さの両方を意識したもみ合い商状が続きそうだ。