◆“200日移動平均線”を突破 - 好内容の米GDP
※ご注意:予想期間は3月2日と表示されていますが、本日(3月1日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「弱めの中国PMI」「肩透かしに終わった米朝首脳会談」を背景に、東京タイムは“上値の重さ”が目立ちました。
しかしNYタイムに入ると一変…、「好内容の米10-12月GDP(+2.6%)」を機に“111.488円”へと一気に駆け上りました。
◆“利益確定売り”よりも、“買い戻し”が上回る…!?
注目した「200日/20日移動平均線の攻防戦」を買い方が“勝ち上がり”、いよいよ売り方は“追い詰められた”という格好になります。
高値圏にある週末ですので“利益確定売り”を期待する向きもあるでしょうが、現在は“突破したばかり”という状況です。
“利益確定売り”を上回る“買い戻し(損切を含む)”が目先は湧き出ても、何ら不思議ではありません。
東京(パウエルFRB議長講演/中国Caixin製造業PMI等)/欧州(仏独欧英で製造業PMI)/NY(PCEコア・デフレータ/ISM製造業景況指数等)と、本日も注目イベント/経済指標指標は目白押しです。
このため「結果に沿った一喜一憂」が基本ということにはなりますが、それでも“112円ライン”さらに“200週移動平均線(本日は112.351円)”に向けて「足場は整った」と見たいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:112.515(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:112.351(200週移動平均線)
上値3:112.002(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値2:111.688(ピボット1sレジスタンス)
上値1:111.488(2/28高値)
前営業日終値:111.375(100/200日移動平均線、20週移動平均線)
下値1:111.016(日足・一目均衡表転換線、2/27~2/28の38.2%押し、大台)
下値2:110.861(ピボット1stサポート、20月移動平均線、2/27~2/28の50%押し、)
下値3:110.781(100週移動平均線、2/27~2/28の61.8%押し)
下値4:110.661(2/28安値、50週移動平均線)
下値5:110.559(20日移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン上限)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:53 ドル円 抵抗・支持ライン追加