株価は上昇基調継続。どこまで上がる？【2019/02/25-2019/03/01】

ムダな売買を避けてトレンドを見極めて

日経平均株価は2月22日金曜日、2万1,425.51円で取引を終えました。前回「空売りの買い戻しが一巡するまでは上昇基調が続くが、過熱感もあるので利益確定を視野にいれたい」と解説しました。
株価はその後も上昇基調が続き、目標株価程度まで上昇して取引を終えました。

米国の株式市場も上昇が続いた週でした。
ドル円相場は小動きの週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元は緩やかな上昇トレンドが継続していますが、上値抵抗線に沿った推移が続いている状況です。
目標上値は2万1,700円、下値は2万0,500円、それぞれプラスマイナス250円とします。
テクニカル指標で過熱感が出ているからか、出来高の減少傾向が続いています。今週は権利取り、そして3月になればメジャーSQが控えています。上値抵抗線近辺で推移している株価も、短期的にはそろそろ上か下かのどちらに抜けて新たなトレンドに向けて動き出す可能性を想定したいところです。
高いからと空売れば上がる状況ですから、値ごろ感からのムダな売買は避けたいところ。新トレンドの形成を見守り、トレンドフォローを心掛けましょう。