新興市場銘柄ダイジェスト:メルカリが大幅続伸、サインポストはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/22 15:18
<6232> ACSL 3930 +235
急伸。独立系の投資運用会社レオス・キャピタルワークスが保有株数を77万5600株に増やしたことが変更報告書で明らかになっている。保有割合は5.18%から7.64%に上昇した。報告義務発生日は15日。同報告書によると、保有目的は「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資。レオスの買い増しが投資家の間で材料視され、値を上げている。


<4385> メルカリ 3145 +217
大幅に3日続伸。昨年11月以来となる3000円台を回復。13日に発表したスマートフォン決済サービス「メルペイ」に期待した買いが続いたようだ。SMBC日興証券は20日付のレポートで「大規模販促ではなく実直な戦略は好印象」と評価。1200万人のメルカリユーザーによる5000億円のメルカリ売上金が既にある点、メルカリの売上金は臨時収入のため消費喚起の可能性が高い点など優位性が高いと分析している。


<6181> パートナーAG 373 +19
大幅に反発。エン・ジャパン<4849>の子会社のエン婚活エージェントと資本提携契約を締結すると発表している。同社が発行する5000株を第三者割当で引き受ける。増資後の議決権所有割合は33.3%で、持分法適用関連会社となる。取得価額は1.665億円。エン婚活エージェントは来店不要のオンライン完結型の婚活支援サービスを手掛けている。


<3996> サインポスト 3865 +700
ストップ高。JR東日本<9020>の完全子会社であるJR東日本スタートアップ(JRES)とAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を利用した無人決済店舗の事業化に向け合弁会社を設立することで基本合意したと発表している。合弁会社の名称は未定で、出資比率はサインポスト50%、JRES50%。JRESはJR東日本グループとスタートアップ企業との共創を推進するコーポレートベンチャーキャピタル。


<7809> 壽屋 1420 +48
大幅に反発。筆頭株主である清水一行社長の資産管理会社「いっこう社」が寿屋株の買い付けを決めたと発表している。買付数は24万1600株で議決権数に対する割合は8.79%。安定株主として長期保有することが目的としており、買い安心感につながったようだ。四半期報告書によると、18年12月31日現在の主要株主の所有割合は清水社長が15.52%、立飛ホールディングスが10.91%となっている。


<7564> ワークマン 7480 +80
大幅に続伸。3月31日(実質的には3月29日)の株主を対象に1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、流動性の向上及び投資家層の更なる拡大を図ることが目的。株式分割に伴って定款を変更し、発行可能株式総数を0.96億株から1.92億株に増やす。株価が25日移動平均線を上抜けたことも買いを後押ししたようだ。


<3727> アプリックス 189 +2
大幅に4日ぶり反発。産業デザインサービスのホロンクリエイトとUX(顧客体験)デザインによるIoTソリューション開発に関する共同研究を行うことで合意したと発表している。デザイン思考的なアプローチを取り入れて研究を進め、スマートフォン向けアプリなどへの応用も適宜開始する予定。ホロンクリエイトは、デザイン開発を中心としてインターネット開発ビジネスなどを手掛けている。


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配信元: フィスコ

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