ＯＢＣ、今期経常を15％上方修正・最高益予想を上乗せ

　オービックビジネスコンサルタント <4733> が2月22日後場(14:30)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の125億円→144億円(前期は111億円)に15.4％上方修正し、増益率が11.6％増→28.8％増に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の67.5億円→86.7億円(前年同期は61億円)に28.4％増額し、増益率が10.7％増→42.1％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績予想につきましては、公表しておりますとおり順調に推移してまいりましたが、働き方改革をはじめとした法令改正や業務効率化に伴うシステム需要及びＰＣの買替需要の増加に伴うシステム更新需要が想定を上回り、好調な業績に貢献しております。　具体的には、ソリューションテクノロジー売上において、主に中堅企業向けの「奉行ＶＥＲＰ」をはじめとするネットワーク対応製品の売上が増加し、サービス売上において、保守契約に係る売上が好調に推移したことにより、売上高、利益ともに前回予想を上回る見通しとなりました。　今後、さらに修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。※上記に記載した業績予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、状況の変化等により、上記予想と異なる場合があります。