<注目銘柄>=ゼンショーHD、牛丼店好調に米国産牛肉市況下落もプラス
ゼンショーホールディングス<7550.T>は昨年12月以降、株価は調整していたが、2月7日安値2292円を底に再騰機運を強めている。
2月5日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、営業利益が前年同期比7.2%増の146億6000万円だった。積極出店を背景に「はま寿司」などファストフードカテゴリーが堅調に推移。一方、主力の牛丼カテゴリーもトッピングメニューでヒットが相次ぎ、第3四半期までの既存店売上高は前年同期比3.3%増と好調だった。
当面、これらを牽引役に売り上げ増が期待できることに加えて、足もとで米国産牛肉のショートプレート市況が下落していることもプラスに働く。また、昨年11月に米国、カナダ、オーストラリアで4000店以上の持ち帰り寿司店を直営・FC展開しているアドバンスド・フレッシュ・コンセプツ(AFC社)を子会社化したことも寄与する。調査機関によっては、19年3月期営業利益210億円以上(会社計画203億9100万円)、20年3月期同230億円前後を見込むところもあり、株価は業績拡大を背景に、先高感を強める展開が期待できる。(仁)
出所:minkabuPRESS
2月5日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、営業利益が前年同期比7.2%増の146億6000万円だった。積極出店を背景に「はま寿司」などファストフードカテゴリーが堅調に推移。一方、主力の牛丼カテゴリーもトッピングメニューでヒットが相次ぎ、第3四半期までの既存店売上高は前年同期比3.3%増と好調だった。
当面、これらを牽引役に売り上げ増が期待できることに加えて、足もとで米国産牛肉のショートプレート市況が下落していることもプラスに働く。また、昨年11月に米国、カナダ、オーストラリアで4000店以上の持ち帰り寿司店を直営・FC展開しているアドバンスド・フレッシュ・コンセプツ(AFC社)を子会社化したことも寄与する。調査機関によっては、19年3月期営業利益210億円以上(会社計画203億9100万円)、20年3月期同230億円前後を見込むところもあり、株価は業績拡大を背景に、先高感を強める展開が期待できる。(仁)
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