米中通商摩擦が妥協へと向かえば、メリットは大きい
穀物・発電では国内トップの商社。業績は好調で、2019年3月期は、営業利益1300億円乗せを見込んでいる。
2013年に、大豆など穀物集荷事業を手掛ける米国企業ガビロンを買収しており、この事業が、米中通商摩擦問題の影響を受け、減損計上の恐れがある。2018年3月期の丸紅業績において、穀物関係の利益は423億円、再生エネルギー事業の448億円に次ぐ利益貢献をしている。この点、米中通商摩擦が妥協へと向かえば、メリットは大きい。
株価は昨年10月、一旦1000円を超えたが、昨年末、安値710円まで下落した。今年に入り、半値戻りの855円を達成したあと、先週は787で終わっている。今月急落時のマドを開けた価格が823円、半値戻り855円水準への戻りが期待できる環境だ。
2013年に、大豆など穀物集荷事業を手掛ける米国企業ガビロンを買収しており、この事業が、米中通商摩擦問題の影響を受け、減損計上の恐れがある。2018年3月期の丸紅業績において、穀物関係の利益は423億円、再生エネルギー事業の448億円に次ぐ利益貢献をしている。この点、米中通商摩擦が妥協へと向かえば、メリットは大きい。
株価は昨年10月、一旦1000円を超えたが、昨年末、安値710円まで下落した。今年に入り、半値戻りの855円を達成したあと、先週は787で終わっている。今月急落時のマドを開けた価格が823円、半値戻り855円水準への戻りが期待できる環境だ。