200日線攻略失敗で焦点は110.00円の攻防に
【基調】
下値模索
【目先の注目材料】
・2/15 米1月鉱工業生産、米2月NY連銀製造業指数、米2月ミシガン大消費者信頼感指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
ドル/円は、昨日発表された米12月小売売上高が予想を大幅に下回り約9年ぶりの落ち込みとなった事などから110円台前半へと反落した。チャート上では200日移動平均線の上抜けに失敗した格好で、昨日の急落前に付けた111.13円前後が目先の天井となる可能性もある。来週以降の相場展開を占う上で本日の終値=今週の終値に注目したい。
仮に110円台を割り込んでクローズするようだと、週足一目均衡表の雲の中に押し戻される事になる。加えて週足の型は長い上ヒゲが目立つ小陽線となる。万一、週足一目均衡表の雲を下抜けるようなら陰線引けとなってしまう。いずれにしても、来週以降の下押しを予見させるチャートフェースになるだろう。
一方で、110.00円を行使価格とする50億ドル規模のオプションが来週18日にかけて期限を迎えるため、110.00円は支えられるとの見方もある。オプションの防戦買いに支えられて、週足一目均衡表の雲上限(110.08円前後)より上の水準をキープできれば、来週以降の再上昇に向けた期待も残りそうだ。
下値模索
【目先の注目材料】
・2/15 米1月鉱工業生産、米2月NY連銀製造業指数、米2月ミシガン大消費者信頼感指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
ドル/円は、昨日発表された米12月小売売上高が予想を大幅に下回り約9年ぶりの落ち込みとなった事などから110円台前半へと反落した。チャート上では200日移動平均線の上抜けに失敗した格好で、昨日の急落前に付けた111.13円前後が目先の天井となる可能性もある。来週以降の相場展開を占う上で本日の終値=今週の終値に注目したい。
仮に110円台を割り込んでクローズするようだと、週足一目均衡表の雲の中に押し戻される事になる。加えて週足の型は長い上ヒゲが目立つ小陽線となる。万一、週足一目均衡表の雲を下抜けるようなら陰線引けとなってしまう。いずれにしても、来週以降の下押しを予見させるチャートフェースになるだろう。
一方で、110.00円を行使価格とする50億ドル規模のオプションが来週18日にかけて期限を迎えるため、110.00円は支えられるとの見方もある。オプションの防戦買いに支えられて、週足一目均衡表の雲上限(110.08円前後)より上の水準をキープできれば、来週以降の再上昇に向けた期待も残りそうだ。