常磐興、今期経常を一転赤字に下方修正

　常磐興産 <9675> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比74.6％減の3.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3.9億円の黒字→0.4億円の赤字(前期は10.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.4億円の赤字→4.7億円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は0.6億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.1％→-1.2％に悪化した。

株探ニュース