前田道、今期経常を25％下方修正

　前田道路 <1883> が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比34.4％減の104億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の238億円→178億円(前期は238億円)に25.2％下方修正し、減益率が横ばい→25.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の178億円→118億円(前年同期は144億円)に33.7％減額し、一転して18.3％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比32.2％減の44.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.7％→7.4％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績予想の修正）　売上高につきましては、建設事業においては営業停止処分の影響により工事受注高が減少、製造・販売事業においてはアスファルト合材の出荷数量が減少したことにより、当初予想を下回る見込みとなりました。　利益につきましては、原材料価格の高騰に伴う原価率の悪化により当初予想を下回る見込みとなりました。（個別業績予想の修正）　個別業績予想の修正も、連結業績予想の修正の理由と同様であります。※　上記の予想は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後様々な要因によって予想と異なる場合があります。