日テレＨＤ、今期経常を2％上方修正、配当も1円増額

　日本テレビホールディングス <9404> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.1％増の431億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の550億円→560億円(前期は612億円)に1.8％上方修正し、減益率が10.2％減→8.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の305億円→315億円(前年同期は370億円)に3.3％増額し、減益率が17.7％減→15.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→35円(前期は34円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.4％減の186億円となり、売上営業利益率は前年同期の15.6％→15.3％に低下した。

株探ニュース