今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/02/06 15:43

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、豪中銀総裁の発言を受けた豪ドル相場の変動に巻き込まれて、110.05円前後へ上昇後に109.60円台まで下落するなど、やや荒れ模様の展開となりました。その後は109.70-80円台でもみ合っており、欧米市場の動きが気になるところです。まずは注目材料を確認しておきましょう。

2/6(水)
16:00 独12月製造業新規受注
22:30 米11月貿易収支
22:30 カナダ12月住宅建設許可件数
24:00 カナダ1月Ivey購買部協会景気指数
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 米10年債入札(270億ドル)
30:45☆NZ10-12月期雇用統計

2/7(木)
08:05 クオールズ米FRB副議長講演
09:00☆パウエル米FRB議長講演

※☆は特に注目の材料

注目が集まっていた米一般教書演説を無難にこなして、次は明朝のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に関心が向かいそうです。ただ、つい1週間前に利上げ休止宣言をおこなったばかりの上に、今回は教育者会議での講演のようですから金融政策に関する詳細な発言は期待しにくいのかもしれません。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想