<動意株・5日>(大引け)=日本水産、三井倉HD、日清食HDなど
日本水産<1332.T>=後場急伸。同社が午後1時ごろに発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、売上高5432億6100万円(前年同期比6.1%増)、営業利益198億9900万円(同2.5%減)、純利益152億7300万円(同6.7%減)と営業減益となったものの、通期計画に対する進捗率は営業利益で90%となっており、順調な進捗を好感した買いが入っている。北米・欧州事業に加えて、ファインケミカル事業が堅調に推移し業績を牽引した。南米鮭鱒養殖事業の昨年の稚魚へい死による影響が残るほか、国内水産・食品事業の苦戦はあるものの、在庫に含まれる未実現利益の調整もプラスに働き若干の減益にとどまった。
三井倉庫ホールディングス<9302.T>=後場急伸し昨年来高値を更新。同社が午後1時30分ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を2350億円から2400億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を100億円から120億円(同71.5%増)へ上方修正したことが好感されている。中期経営計画におけるコスト削減や粗利益改善施策など、抜本的事業収益力の強化に関連する各種施策が順調に進捗していることが要因という。また、国内外のフォワーディング業務の好調な推移や、自動車関連部品にかかる航空貨物のプロジェクト輸送の発生、家電量販店向け輸配送業務の取扱増加などで、物流事業の業績が予想を上回り推移していることも寄与するとしている。なお、デンマーク子会社にかかるのれんの減損損失を計上したことで、純利益は従来予想の49億円(同11.2%増)を据え置いている。
日清食品ホールディングス<2897.T>=大幅高で4連騰。同社は即席麺で業界シェア首位に位置するが、きょう後場取引時間中に主要製品の値上げ(6月1日出荷分から)を発表、これに反応する形で仕掛け的な買いが入った。食品業界では商品値上げの動きが相次いでおり、株価面ではおおむねポジティブに捉えられる傾向が強い。
ヤフー<4689.T>=大幅続伸。同社は4日取引終了後、19年3月期の連結営業利益予想について、従来予想の1330億円~1430億円から1400億円~1430億円(前期比24.7%減~23.0%減)へレンジの下限を引き上げたことが好感されている。コマース事業におけるモバイルペイメントの立ち上げやメディア事業に関連する費用の増加などで減益を見込んでいるものの、費用投下の進捗や、広告関連事業の業績の上振れなどを考慮したという。
ハウスドゥ<3457.T>=一時ストップ高。同社は4日の取引終了後、19年6月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値について、売上高を162億1500万円から274億9900万円へ、営業利益を19億900万円から32億4600万円へ上方修正したことが好感されている。「住みながら売却できる」ニーズの高まりや、テレビ・ラジオCMなどの広告宣伝による認知度向上と信用力の向上効果でハウス・リースバック事業が計画を上回るペースで伸長。加えて、顧客のさまざまな資金ニーズへの対応及び提携金融機関の増加などで不動産金融事業が従来計画を上回る見通しであることから計画値を引き上げるという。
レーザーテック<6920.T>=大幅続伸。同社が4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年7~12月)連結決算は、売上高168億3700万円(前年同期比61.1%増)、営業利益51億4800万円(同57.1%増)、純利益38億4800万円(同59.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。半導体の最先端分野で、次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィの実用化が近づき、大手デバイスメーカーやマスクブランクスメーカーでEUVリソグラフィに関する積極的な投資が開始されたほか、FPD業界では10.5世代向けを中心にFPD用マスクメーカーの投資が行われており、これを受けて半導体関連装置、その他部門ともに大幅に伸長した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
三井倉庫ホールディングス<9302.T>=後場急伸し昨年来高値を更新。同社が午後1時30分ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を2350億円から2400億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を100億円から120億円(同71.5%増)へ上方修正したことが好感されている。中期経営計画におけるコスト削減や粗利益改善施策など、抜本的事業収益力の強化に関連する各種施策が順調に進捗していることが要因という。また、国内外のフォワーディング業務の好調な推移や、自動車関連部品にかかる航空貨物のプロジェクト輸送の発生、家電量販店向け輸配送業務の取扱増加などで、物流事業の業績が予想を上回り推移していることも寄与するとしている。なお、デンマーク子会社にかかるのれんの減損損失を計上したことで、純利益は従来予想の49億円(同11.2%増)を据え置いている。
日清食品ホールディングス<2897.T>=大幅高で4連騰。同社は即席麺で業界シェア首位に位置するが、きょう後場取引時間中に主要製品の値上げ(6月1日出荷分から)を発表、これに反応する形で仕掛け的な買いが入った。食品業界では商品値上げの動きが相次いでおり、株価面ではおおむねポジティブに捉えられる傾向が強い。
ヤフー<4689.T>=大幅続伸。同社は4日取引終了後、19年3月期の連結営業利益予想について、従来予想の1330億円~1430億円から1400億円~1430億円(前期比24.7%減~23.0%減)へレンジの下限を引き上げたことが好感されている。コマース事業におけるモバイルペイメントの立ち上げやメディア事業に関連する費用の増加などで減益を見込んでいるものの、費用投下の進捗や、広告関連事業の業績の上振れなどを考慮したという。
ハウスドゥ<3457.T>=一時ストップ高。同社は4日の取引終了後、19年6月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値について、売上高を162億1500万円から274億9900万円へ、営業利益を19億900万円から32億4600万円へ上方修正したことが好感されている。「住みながら売却できる」ニーズの高まりや、テレビ・ラジオCMなどの広告宣伝による認知度向上と信用力の向上効果でハウス・リースバック事業が計画を上回るペースで伸長。加えて、顧客のさまざまな資金ニーズへの対応及び提携金融機関の増加などで不動産金融事業が従来計画を上回る見通しであることから計画値を引き上げるという。
レーザーテック<6920.T>=大幅続伸。同社が4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年7~12月)連結決算は、売上高168億3700万円(前年同期比61.1%増)、営業利益51億4800万円(同57.1%増)、純利益38億4800万円(同59.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。半導体の最先端分野で、次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィの実用化が近づき、大手デバイスメーカーやマスクブランクスメーカーでEUVリソグラフィに関する積極的な投資が開始されたほか、FPD業界では10.5世代向けを中心にFPD用マスクメーカーの投資が行われており、これを受けて半導体関連装置、その他部門ともに大幅に伸長した。
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出所:minkabuPRESS
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