クロップス、10-12月期(3Q)経常は59%増益、今期配当を5円増額修正

配信元:株探
投稿:2019/02/04 15:30
 クロップス <9428> が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比20.2%増の9.6億円に伸び、通期計画の11.7億円に対する進捗率は82.3%に達し、5年平均の75.1%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比28.5%減の2億円に減る計算になる。

 同時に、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比58.5%増の2.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.9%→3.0%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は、株主の皆様に対する利益還元と企業体質の強化を重要な経営政策の一つとして認識しており、財務体質の強化と今後の事業展開に備えるために内部留保を充実させるとともに、株主資本利益率の向上を図りつつ、業績に応じた配当を行うことを基本方針としております。このたび、株主様に対する利益還元政策等について、コーポレートガバナンス・コード(株主平等の原則)も考慮に入れながら、株主の皆様に対する公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を行った結果、配当金による利益還元に重点を置くことがより適切であると判断いたしました。そのため、平成31年3月期の期末配当につきましては、普通配当を直近の配当予想から1株当たり2円増配の12円とさせていただくことといたしました。また、子会社である株式会社テンポイノベーションが昨年10月25日に東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部に市場変更いたしました。これもひとえに株主様はじめ多くの関係者の皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。つきましては、これまでご支援いただいた株主の皆様へ感謝の意を表するため、1株当たり3円の記念配当を実施することにいたしました。これにより平成31年3月期の期末配当金については1株当たり15円(普通配当12円、記念配当3円)となる予定であります。株主の皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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