セックが買われる、19年3月期業績上方修正と配当増額を材料視
セック<3741.T>が軟調地合いのなか買い優勢の展開。同社は移動体通信向けなど通信分野のシステム開発で強みを持っている。28日取引終了後、19年3月期の単独業績予想の修正を発表、売上高を52億5000万円から57億5000万円(前期比11.1%増)へ、営業利益を6億5000万円から7億3000万円(同17.7%増)へ、最終利益を4億8000万円から5億5000万円(同17.5%増)へそれぞれ増額した。更に、好業績を背景に年間配当を従来計画の38円から43円に5円増額しており、これらを材料視する買いを呼び込んでいる。移動体通信事業者向けのサービス系の開発が引き続き堅調であったことに加え、非接触ICを含めたモバイル決済関連の開発案件やサービスロボットの研究開発案件が増加したことで会社側の想定を上回った。
出所:minkabuPRESS
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