決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 東京製鉄、Ｇｅｎｋｙ、アジュバン (1月18日～24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から25日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　総合メデＨＤ <9277>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.2％減の34.6億円に落ち込み、通期計画の58億円に対する進捗率は59.7％にとどまり、5年平均の63.7％も下回った。

▲No.4　アジュバン <4929>
　19年3月期の連結最終利益を従来予想の1億1500万円→1600万円(前期は3億1100万円)に86.1％下方修正し、減益率が63.0％減→94.9％減に拡大する見通しとなった。

▲No.5　光世 <8617>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は2億1800万円の赤字(前年同期は3億6200万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9267> Ｇｅｎｋｙ 　　東１　　 -9.24 　　1/22　　上期　　　　3.32
<9277> 総合メデＨＤ 　東１　　 -2.15 　　1/24　　　3Q　　　-30.18
<5423> 東京製鉄 　　　東１　　 -0.66 　　1/22　　　3Q　　　 10.90
<4929> アジュバン 　　東１　　 -0.53 　　1/18　　　3Q　　　-41.45
<8617> 光世 　　　　　東１　　 -0.39 　　1/22　　　3Q　　　　赤転

<5204> 石塚硝 　　　　東１　　 -0.15 　　1/24　　　3Q　　　 -2.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース