薄商いが続いていることが不気味です
日経平均は-29円安の20593円と小幅続落しました。
朝方は、世界的な景気減速懸念を背景に米国株が下落した流れを受けて大幅安で始まると、寄り付き直後には安値で-184円安の20438円まで下落しました。
売り一巡後は円安ドル高基調を支えに上昇に転じ、後場には高値で+63円高の20686円まで上昇しましたが上値は重く、大引けにかけて再度下落転換しました。
米中貿易協議の先行きに対する不透明感が意識され、中国関連や半導体関連を中心に売られましたが円安ドル高が進んだことから、採算改善期待で輸出関連株の一部に押し目買いが入りました。
25日移動平均線が下値メドとなって先物に断続的な買い戻しが入って相場を下支えしたものの、日銀金融政策決定会合での大規模緩和策の現状維持は想定内との見方から反応は限定的でした。
東証1部の売買代金は1兆9222億円、騰落銘柄数は値上がり469銘柄、値下がり1586銘柄、日経225採用銘柄では値上がり69銘柄、値下がり152銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日続落、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発しました。
日経平均のテクニカル指標は、おおむね中立圏まで調整が進んでいます。
6日連続で閑散相場となるなか、きょうは下降中の25日線(今日現在:20491円)が相場を下支えした格好となりましたが、上昇中の5日線(今日現在:20600円)は下回って終わりました。
薄商いが続いていることから方向性が出にくくなるなか、テクニカル指標の短期的な過熱感だけは解消されてきています。
25日線割れで反発した状況だけを見ると下値は堅そうにも見えますが、まだ中身は買い戻しが主体と考えられますので、新たな材料次第ではまだ下値を試す場面もあり得ます。
やはり戻りがあれば売っておいて下がれば買い直すくらいのイメージを継続するのが無難だと思いますので、このあたりは積極的に参加するところではないと思います。
朝方は、世界的な景気減速懸念を背景に米国株が下落した流れを受けて大幅安で始まると、寄り付き直後には安値で-184円安の20438円まで下落しました。
売り一巡後は円安ドル高基調を支えに上昇に転じ、後場には高値で+63円高の20686円まで上昇しましたが上値は重く、大引けにかけて再度下落転換しました。
米中貿易協議の先行きに対する不透明感が意識され、中国関連や半導体関連を中心に売られましたが円安ドル高が進んだことから、採算改善期待で輸出関連株の一部に押し目買いが入りました。
25日移動平均線が下値メドとなって先物に断続的な買い戻しが入って相場を下支えしたものの、日銀金融政策決定会合での大規模緩和策の現状維持は想定内との見方から反応は限定的でした。
東証1部の売買代金は1兆9222億円、騰落銘柄数は値上がり469銘柄、値下がり1586銘柄、日経225採用銘柄では値上がり69銘柄、値下がり152銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日続落、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発しました。
日経平均のテクニカル指標は、おおむね中立圏まで調整が進んでいます。
6日連続で閑散相場となるなか、きょうは下降中の25日線(今日現在:20491円)が相場を下支えした格好となりましたが、上昇中の5日線(今日現在:20600円)は下回って終わりました。
薄商いが続いていることから方向性が出にくくなるなか、テクニカル指標の短期的な過熱感だけは解消されてきています。
25日線割れで反発した状況だけを見ると下値は堅そうにも見えますが、まだ中身は買い戻しが主体と考えられますので、新たな材料次第ではまだ下値を試す場面もあり得ます。
やはり戻りがあれば売っておいて下がれば買い直すくらいのイメージを継続するのが無難だと思いますので、このあたりは積極的に参加するところではないと思います。