<動意株・21日>(前引け)=荏原実業、ワタベウェディング、アクトコール

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/21 11:38
<動意株・21日>(前引け)=荏原実業、ワタベウェディング、アクトコール  荏原実業<6328.T>=一時ストップ高。西日本新聞が19日、「肥料の原料として世界中で生産されている水素と窒素の化合物『アンモニア』の新しい合成法を、九州工業大大学院生命体工学研究科(北九州市若松区)の春山哲也教授(54)が開発した」と報じており、春山教授と共同で「Radical Vapor Reactor」を開発している同社に思惑的な買いが入っている。記事によると、春山教授が開発した新たな合成法は、水と空気だけを材料にする簡易的な方法で、化石燃料を使用する従来の製造法に比べて、大幅なコスト低減が見込まれるという。また、現在は実用化に向けて、実証プラントの建設を計画中としている。

 ワタベウェディング<4696.T>=ストップ高。今年に入って、政府は新天皇即位に伴う新元号を即位1カ月前の4月1日に公表することを表明、これを境にブライダル関連に物色の矛先が向いている。同社は海外挙式で強みを持つ総合ウエディングの大手で株価は出遅れていたが、「目先は玉移動など株式需給面の思惑も取り沙汰」(国内中堅証券)され、売り圧力が限定的とみた短期資金の流入で一気に人気化している。

 アクトコール<6064.T>=ストップ高カイ気配。同社はマンションなどの入居者向けトラブルに対応する業務を展開、新規顧客の獲得が好調で業績は会社側の推定を上回って推移している。18日取引終了後に発表した18年11月期連結決算は売上高59億9700万円(前の期比46.5%増)、営業利益4億4700万円(同36.7%増)と会社側の従来予想を大幅に上回って着地した。これを好感する買いを呼び込んでいる。なお、19年11月期は売上高が40億5000万円(前期比32.5%減)と減少するものの、営業利益は5億円(同11.6%増)と増益を見込んでいる。

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出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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