松竹、今期経常を35%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/01/11 14:00
 松竹 <9601> が1月11日後場(14:00)に決算を発表。19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比50.1%減の23.5億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→32.7億円(前期は57.7億円)に34.6%下方修正し、減益率が13.4%減→43.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の28.9億円→11.6億円(前年同期は13.3億円)に59.7%減額し、一転して12.2%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.3%減の2.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の2.6%→2.0%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 演劇事業及び不動産事業は好調に推移いたしましたが、映像関連事業において、「空飛ぶタイヤ」のヒットがあったものの、「曇天に笑う」「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「旅猫リポート」等の作品が当初の期待に大きく及ばない成績となった結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回公表した業績予想を下回る見込みとなりましたので、上記の通り連結及び個別の業績予想を修正いたします。
配信元: 株探

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