ドル/円、株価睨みで神経質な展開に
昨日のドル/円は、110円ちょうど付近まで下落して約4カ月ぶりの安値を付けた。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を広げ、1000円超値下がりする中、ドル売り・円買いが強まった。世界的な景気減速への懸念に加え、政府機関閉鎖などで米政治への不安が広がっている。本日も、日米を中心に株価動向を睨んだ神経質な展開となりそうだ(欧州は多くの国が引き続き休場)。株価が続落して110.00円を割り込めば、ストップロスを巻き込みながら下落に弾みが着く可能性がある。一方で、RSI(相対力指数)など一部のテクニカル指標には下げすぎのシグナルも見られるだけに、株価が持ち直せば200日移動平均線が通る111.00円前後までショートカバーが進む事も考えられる。