<動意株・25日>(前引け)=大塚家具、ラクオリア創薬、NF日経ダブルインバース

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/25 11:36
<動意株・25日>(前引け)=大塚家具、ラクオリア創薬、NF日経ダブルインバース  大塚家具<8186.T>=連日のストップ高でカイ気配。同社は21日引け後に、中国家具販売大手のイージーホームとの業務提携に関する基本合意を公表したことが好感され、全体相場が急落するなか逆行高を演じている。イージーホームとは資本提携を視野に入れていることも表明されている。提携の理由については、イージーホームが持つ電子商取引(EC)ビジネスのノウハウを通じた中国本土への商品販売や、将来的な中国本土における実店舗への大塚家具ブランドとしての出店、加えてイージーホームの知名度を生かした同社の各種ハウジング関連企業や取引先ホテルチェーンなどを通じた訪日中国人客招致による日本における拡販が期待できるとしている。

 ラクオリア創薬<4579.T>=全体波乱相場に逆行、6日ぶり反発。韓国・CJヘルスケアへ導出した胃食道逆流症治療薬「tegoprazan」について、CJ社がベトナム・Vimedimex社とサブライセンス契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを誘っている。ラクオリアはこの契約締結に伴い、一時金を受領することが確定しており、18年12月期第4四半期に計上する見通し。さらに、EP4拮抗薬「Galliprant」の欧州販売開始予定時期が19年1~3月期となる見込みとなったことで、これも株価を刺激している。

 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>=マドを開けて買われ、3月下旬以来9カ月ぶりに1500円台を回復。同銘柄は騰落率が日経平均株価のマイナス2倍になるように設定された、いわゆる逆連動型のETF。下げ相場に対するヘッジ目的で個人投資家資金を集めるケースもあるが、現在のような激しいリスクオフ相場では、戦略的な空売り感覚で短期資金の流入を誘いやすい。日経平均は米株急落を受け2万円大台を大きく割り込んでおり、この流れに乗る形で水準を切り上げている。

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出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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