堀田丸正 Research Memo(5):第3四半期以降の業績改善を見込み、通期予想を据え置く

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/20 15:05
■今後の見通し

● 2019年3月期の業績見通し
堀田丸正<8105>では、2019年3月期通期の連結業績について、2018年3月期決算発表時の業績予想を維持し、売上高7,346百万円(前期比4.6%減)、営業利益100百万円(同46.4%増)、経常利益103百万円(同81.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益70百万円(同30.3%減)を予想する。

RIZAPグループ入りに伴い、これまで実現できなかった経営資源の選択と集中を実行し、RIZAPグループとのシナジーを最大限に生かし、体質強化と成長を実現するための構造改革に取り組んできたが、今後も事業ポートフォリオの再構築を進め、成長が見込める収益事業を強化することで、安定的な利益確保を目指す考えだ。

既に見たとおり、中間決算段階では、売上高は通期予想の43.8%にとどまり、営業損失を計上している。通期で会社予想の業績を達成するには、下期からの業績の大幅改善が不可欠である。ただ同社では、中間決算で大きな損失を計上した洋装事業について、馬里邑事業部での在庫圧縮の進展により、通期では黒字転換を見込んでいる。冬物衣料のコートやジャケットなどは単価が高く、元々下期の方が上期より売上高・利益が伸びる傾向にあり、同社では予想業績の達成は可能と見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

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