「戻り売り」が想定されるが、「下値は浅い」…!?
◆とりあえず“下値の堅さを再確認⇒戻りが優勢”
※ご注意:予想期間は12月12日と表示されていますが、本日(12月11日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
想定した通り、とりあえず“下値の堅さを再確認⇒戻りが優勢”となりました。
注目の“英議会の承認投票”が延期となり、昨日は“ポンドが急落”しました。
“先行き不透明感”を背景にNYダウが500ドル超の続落を一時見せる中、しかしながら“リスク回避⇒円買い”は特に目立ちませんでした。
こうして“ポンド売り⇒ドル買い”が先行する中、そのNYダウが急速に“下げ渋り⇒下げ幅縮小”へと転じる中、ドル円は“113.363円”へと値を戻していきました。
◆ただ「流れが変わった」と見るのは時期尚早…?
もちろん昨日の動きは“あくまでポジション調整”と見られるだけに、これで「流れが変わった」と見るのは時期尚早といわざるを得ません。
“戻り売り圧力”は根強く、ここから先は“上値が重い”がより前面に出てくることも想定されるところです。
ただしリスク回避/金利選好の両面において、“円の感応度”が低下しているのは事実です。
このため“戻り売り圧力”に押されたとしても、先週のような「イメージは下方向一色」といった展開は期待薄と考えます。
◆それでも「下値は浅い」…!?
昨日の反発で“100日移動平均線(本日は112.296円)”のサポート再確認と共に、先週6日が“フォールス・ブレイクアウト”であることの確認もされた格好になります。
…となると“113.50円”に展開するドル売りオーダーは重いと見られるものの、“突っかけにかかる”可能性は十分…。
“11/28~12/6の61.8%戻し(113.346円)”に達したことを考えれば、本日は「利益確定売り(戻り売り)先行」が基本と考えるのが事実です。
しかし「下値は浅い」とも見て、「押したところは買い拾い」にて対峙したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.033(11/28高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:113.818(12/3高値)
上値3:113.702(、ピボット1sレジスタンス)
上値2:113.646(12/4高値)
上値1:113.409(50月移動平均線、12/10高値)
前営業日終値:113.310(11/28~12/6の61.8%戻し水準)
下値1:113.179(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
下値2:113.032(50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、大台)
下値3:112.887(200週移動平均線、12/10安値後の38.2%押し)
下値4:112.790(週足・一目均衡表転換線、12/10安値後の50%押し)
下値5:112.701(日足・一目均衡表先行スパン上限、12/10安値後の61.8%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加
※ご注意:予想期間は12月12日と表示されていますが、本日(12月11日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
想定した通り、とりあえず“下値の堅さを再確認⇒戻りが優勢”となりました。
注目の“英議会の承認投票”が延期となり、昨日は“ポンドが急落”しました。
“先行き不透明感”を背景にNYダウが500ドル超の続落を一時見せる中、しかしながら“リスク回避⇒円買い”は特に目立ちませんでした。
こうして“ポンド売り⇒ドル買い”が先行する中、そのNYダウが急速に“下げ渋り⇒下げ幅縮小”へと転じる中、ドル円は“113.363円”へと値を戻していきました。
◆ただ「流れが変わった」と見るのは時期尚早…?
もちろん昨日の動きは“あくまでポジション調整”と見られるだけに、これで「流れが変わった」と見るのは時期尚早といわざるを得ません。
“戻り売り圧力”は根強く、ここから先は“上値が重い”がより前面に出てくることも想定されるところです。
ただしリスク回避/金利選好の両面において、“円の感応度”が低下しているのは事実です。
このため“戻り売り圧力”に押されたとしても、先週のような「イメージは下方向一色」といった展開は期待薄と考えます。
◆それでも「下値は浅い」…!?
昨日の反発で“100日移動平均線(本日は112.296円)”のサポート再確認と共に、先週6日が“フォールス・ブレイクアウト”であることの確認もされた格好になります。
…となると“113.50円”に展開するドル売りオーダーは重いと見られるものの、“突っかけにかかる”可能性は十分…。
“11/28~12/6の61.8%戻し(113.346円)”に達したことを考えれば、本日は「利益確定売り(戻り売り)先行」が基本と考えるのが事実です。
しかし「下値は浅い」とも見て、「押したところは買い拾い」にて対峙したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.033(11/28高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:113.818(12/3高値)
上値3:113.702(、ピボット1sレジスタンス)
上値2:113.646(12/4高値)
上値1:113.409(50月移動平均線、12/10高値)
前営業日終値:113.310(11/28~12/6の61.8%戻し水準)
下値1:113.179(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
下値2:113.032(50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、大台)
下値3:112.887(200週移動平均線、12/10安値後の38.2%押し)
下値4:112.790(週足・一目均衡表転換線、12/10安値後の50%押し)
下値5:112.701(日足・一目均衡表先行スパン上限、12/10安値後の61.8%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加