<動意株・10日>(前引け)=ニッパンレンタル、田淵電機、ミライアル

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/10 11:39
<動意株・10日>(前引け)=ニッパンレンタル、田淵電機、ミライアル  ニッパンレンタル<4669.T>=一時ストップ高。同社は関東や信越を営業基盤に建機レンタルを展開、民間、官公需ともに高水準の受注を確保している。足もとは東京五輪特に絡む特需も後押し、建設機械の稼働率が一段と上昇している状況だ。今後、安倍政権では今後3年間で集中して「国土強靱化」を推進し、4兆円規模に及ぶ財政支出を想定していることから、同社の商機も拡大しそうだ。18年12月期は営業利益段階で前期比32%増の4億6000万円を計画するが、市場では19年12月期も20~30%程度の伸びを見込む声がある。PERに割安感があり、国策期待を背景に見直し買いが一気に流入している。

 田淵電機<6624.T>=5日ぶりに大幅反発。同社は前週末7日の取引終了後取引金融機関から債務免除の同意が得られたことに伴い、事業再生ADR手続が成立したと発表。これに伴い19年3月期第3四半期に債務免除益49億4776万円を特別利益に計上する予定としたことが好感されている。また、同社に対してスポンサー支援を行うダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>も堅調。

 ミライアル<4238.T>=3日ぶりに急反発。同社は7日取引終了後に、19年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。営業利益は10億7800万円(前年同期比25.1%増)となり、通期計画12億円に対する進捗率は89.8%に達した。売上高は75億8700万円(同23.2%増)で着地。プラスチック成形事業が伸びたほか、成形機事業も堅調に推移したことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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