<動意株・6日>(大引け)=秋川牧園、SHOEI、日本ビューホテルなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/06 15:08
<動意株・6日>(大引け)=秋川牧園、SHOEI、日本ビューホテルなど  秋川牧園<1380.T>=3日連続のストップ高。きょうも短期資金の攻勢が続き値幅制限上限まで上値を伸ばしている。中国で猛威を振るっている「アフリカ豚コレラ」に注目が集まっていたが、国内でも岐阜県の畜産研究所で豚コレラの感染が確認され、一気に警戒感が強まった。同社は無投薬飼育による鶏肉加工を手掛けており、商機が巡るとの思惑が株価を強く刺激している。

 SHOEI<7839.T>=4日ぶりに急反発。東海東京調査センターは5日、同社の目標株価を5500円から5700円に引き上げ、投資判断の「アウトパフォーム」を継続した。18年9月期業績は増収増益となり、特に国内と北米では2ケタ台の増収だった。シニア層向けを中心に高級ヘルメットが伸びたほか、高機能新製品の受注も好調のようだ。今期も2機種の新製品の投入を予定している。同調査センターはこうした状況を受け、19年9月期の業績は会社計画に対して上振れると予想し、営業利益は前年比4.4%増の39億円(会社計画34億4000万円)になるとみている。

 日本ビューホテル<6097.T>=大幅反発。同社が5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算は、売上高108億3700万円(前年同期比横ばい)、営業利益3億8700万円(同13.6%減)、純利益2億700万円(同19.6%増)と減益だったものの、8~10月期では営業利益は2.6倍に拡大しており、これを好感した買いが入っている。今年5月に大阪ビューホテル本町を開業したほか、浅草ビューホテルの稼働日が増加。また、前期に札幌ビューホテルの客室増室を図ったことなども寄与し、ホテル事業の売上高が好調だったことが直近四半期の収益を押し上げた。

 フルッタフルッタ<2586.T>=ストップ高。同社は5日取引終了後に、アジア進出の第一歩として、19年1月10日にオープンする台湾の商業施設「微風南山アトレ」に出店すると発表。これを受けて今後の更なる海外展開などが期待されているようだ。同社は重要な事業戦略として、台湾をはじめとするアジア進出を掲げており、今回の出店はその一環。「フルッタフルッタ アサイーカフェ 微風南山アトレ店」にはショールーム機能を持たせて原材料の卸売りにつなげるほか、カフェのフランチャイズ展開も視野に入れているという。

 エクストリーム<6033.T>=大幅続伸。同社は5日の取引終了後、同社が商標権を保有する「ラングリッサー」のスマートフォンアプリについて、中国の有力ゲームパブリッシャーである天津紫龍奇点互動娯楽と、新たに日本・EU加盟国・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドを許諾地域としたライセンス契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。なお、各地域の配信時期については、随時公開するとしている。

 キャンディル<1446.T>=ストップ高。同社は5日の取引終了後、19年9月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表したことが好感されている。毎年9月30日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じてクオカードを3000円分(保有株数100株以上1000株未満)から5000円分(同3000株以上)贈呈するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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