＜12/3～12/7＞ 来週の日経平均の動き

クリスマスラリー開始もややペース早い

今週も一週間お疲れさまでした。

いよいよ12月に入り、今年も残すところ1か月となりました。

今年の12月は比較的暖かいようで、朝と夜は冷え込みますが、日中は17℃近くまで上がる日もあるそうで珍しいことだそうです。

相場も今月は気候と同じように上昇基調が続きそうです。

先週からも12月相場は強い上昇になることは書いていましたが、今週に入って上値抵抗線を抜いてきたので、一足早く短期上昇相場に入ってきました。

まだNYダウも日経も下がっている中であったので、疑心暗鬼になっていた投資家の方も多いと思いますが、チャートは12月相場の先行きが明るいことをだいぶ前から示していたので、下がったところはいい買い場になると考えておりました。

当面は来年の年明けまでは基本的には上昇基調は続きますが、注意しなければならないのは、上昇中ではあるものの一定のペースがあります。

上昇する期間と到達する株価は決まっていますので、それに対して急ピッチであげてしまったら一旦売られ、下げすぎたら買われという具合に波をつくりながら上げていくので、一直線に上げていくわけではありません。

上げてくると買いたくなってしまい、下げてくると売りたくなってしまうのが通常の心理ですが、その逆をやらなければいけません。

今月は上昇するといっても最大で23500円までになり、その中間地点である12月の半ばで22500円が目標点になるので、ここを目安に今の株価が行きすぎているかどうかを判断します。

すでに夜間の先物では22400円近くまで上昇していますが、これは12月半ばに到達すべきところの近くまで来ていますから、上昇ピッチが早いといえます。

もし、このまま上昇が後数日続くかもしれませんが、それでも22500円を越えてきたら短期では行きすぎていると考えてください。

来週一週間の動きで見れば、やや調整で横ばいから22000円～22500円あたりをもみ合う動きを想定しています。

ここで調整した方がその後は月末まで23500円を目指していく流れになるので、来週の押したところは年内最後の買い場になるかもしれません。