本日は『レンジブレイク』を期待…!?
◆一つ、また一つと懸念は後退
※ご注意:予想期間は11月29日と表示されていますが、本日(11月28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
先々週/先週の動き(米金利先高観の後退)は、一体なんだったのか…?
「漸進的な利上げを支持」「中立金利は不透明」
クラリダFRB副議長のこの発言は、“ドル買い戻し”を誘いました。
“想定していたほどハト派ではない”というのがその理由ですが、「中立金利のすぐ近くまで上昇している」とも発言していることを考えると“スタンスに大きな変化なし”といわざるを得ません。
“イメージ先行で売り込まれていただけ”と考えるのが、やはり自然といわざるを得ないところです。
昨日はこれに“米中貿易戦争懸念の緩和”も加わりました。
「米中は相互に利益ある条件で合意に達した(中国外務省報道官)」
「米中首脳会談で合意の可能性が高いと、トランプ大統領は考えている(クドローNEC委員長)」
こちらの真偽はまだ定かではありませんが、これらも“ドル買い戻し”を促したと考えられるところです。
こうして“崩れるは期待薄”ながらも、“本日は一服”と見た筆者思惑を覆し、ドル円は一時“113.843円”へと上値を伸ばしました。
◆パウエルFRB議長講演では“上値を押さえる”が減退する可能性…?
本日もパウエルFRB議長講演が予定されていますので、それまでは“動きづらい”と見るのが自然です。
ただし同氏は「米経済見通しは極めて良好」「(経済成長が続けば)中立水準を超えて利上げを行う可能性あり」と先月に発言しており、昨日とは違って“期待感は高まりやすい”という側面があります。
後は“発言内容次第”ということになりますが、“上値を押さえる”が減退する可能性は残っています。
本日は上値を押さえ込んでいる“114.00円のオプション”が、行使期限切れを迎えます。
もちろん下値を支える“113.50円のオプション”も同時に行使期限切れを迎えることから、“一方向へのみの期待”はできません。
しかし少なくとも“値が軽くなる(レンジ脱却)”可能性は増加すると見られ、そして直近の動きを考えればそれは“上方向”…?
“にわか上値期待が急増中”“米中首脳会談を控えるスケジュール感”はやはり気になるところですが、『一服』と見た昨日からは一転、本日は『レンジブレイク』を期待したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.548(10/4高値)
上値4:114.371(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:114.202(11/12-13高値)
上値2:114.107(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:114.006(11/14高値、大台、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:113.779
下値1:113.515(ピボット1stサポート)
下値2:113.415(11/27安値、50月移動平均線)
下値3:113.348(20日移動平均線)
下値4:113.255(11/20~11/27の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:113.074(11/20~11/27の50%押し、日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:49 ドル円 抵抗・支持ライン追加
※ご注意:予想期間は11月29日と表示されていますが、本日(11月28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
先々週/先週の動き(米金利先高観の後退)は、一体なんだったのか…?
「漸進的な利上げを支持」「中立金利は不透明」
クラリダFRB副議長のこの発言は、“ドル買い戻し”を誘いました。
“想定していたほどハト派ではない”というのがその理由ですが、「中立金利のすぐ近くまで上昇している」とも発言していることを考えると“スタンスに大きな変化なし”といわざるを得ません。
“イメージ先行で売り込まれていただけ”と考えるのが、やはり自然といわざるを得ないところです。
昨日はこれに“米中貿易戦争懸念の緩和”も加わりました。
「米中は相互に利益ある条件で合意に達した(中国外務省報道官)」
「米中首脳会談で合意の可能性が高いと、トランプ大統領は考えている(クドローNEC委員長)」
こちらの真偽はまだ定かではありませんが、これらも“ドル買い戻し”を促したと考えられるところです。
こうして“崩れるは期待薄”ながらも、“本日は一服”と見た筆者思惑を覆し、ドル円は一時“113.843円”へと上値を伸ばしました。
◆パウエルFRB議長講演では“上値を押さえる”が減退する可能性…?
本日もパウエルFRB議長講演が予定されていますので、それまでは“動きづらい”と見るのが自然です。
ただし同氏は「米経済見通しは極めて良好」「(経済成長が続けば)中立水準を超えて利上げを行う可能性あり」と先月に発言しており、昨日とは違って“期待感は高まりやすい”という側面があります。
後は“発言内容次第”ということになりますが、“上値を押さえる”が減退する可能性は残っています。
本日は上値を押さえ込んでいる“114.00円のオプション”が、行使期限切れを迎えます。
もちろん下値を支える“113.50円のオプション”も同時に行使期限切れを迎えることから、“一方向へのみの期待”はできません。
しかし少なくとも“値が軽くなる(レンジ脱却)”可能性は増加すると見られ、そして直近の動きを考えればそれは“上方向”…?
“にわか上値期待が急増中”“米中首脳会談を控えるスケジュール感”はやはり気になるところですが、『一服』と見た昨日からは一転、本日は『レンジブレイク』を期待したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.548(10/4高値)
上値4:114.371(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:114.202(11/12-13高値)
上値2:114.107(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:114.006(11/14高値、大台、ピボット1sレジスタンス)
前営業日終値:113.779
下値1:113.515(ピボット1stサポート)
下値2:113.415(11/27安値、50月移動平均線)
下値3:113.348(20日移動平均線)
下値4:113.255(11/20~11/27の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:113.074(11/20~11/27の50%押し、日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:49 ドル円 抵抗・支持ライン追加