そして本日は“膠着”優勢…!?
◆米雇用統計は好内容 - 米金利先高観が再燃
※ご注意:予想期間は11月6日と表示されていますが、本日(11月5日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
注目の米雇用統計・平均時給は、前年比が2009年4月来最高(+3.1%)を記録しました。
また非農業部門雇用者数は急増(+25.0万人)、失業率は1969年12月来水準を維持(3.7%)と、その他項目もすこぶる好内容だったといえます。
想定した“金利選好⇒ドル買い”が台頭する中、米10年債利回りが3.22%へと上昇、そしてドル円は113.30円水準へと上値を伸ばしました。
◆ただし、方向感は未だ定まらず…
もっとも“株式にとってネガティブ”も想定した通りであり、これに先週末は「中国との合意は近くない」というクドロー・国家経済会議(NEC)委員長発言が重なりました。
“米中貿易戦争を巡る見方(思惑)”が交錯していることを如実に表す動きであり、NYダウが下落(引けは109ドル安)に転じる中、ドル円は伸び悩みました。
◆「抜けた方についていく」が期待されるが…? - 本日は特に“動きづらい”…!?
今週は米中間選挙(明日6日)がメインイベントですので、これを控えた本日は“動きづらい/様子見”と見るのが自然といわざるを得ません。
特に“10/31高値(113.383円)”を超えられなかったことで、目先は“より上値が押さえられる”という可能性まで残っています。
しかしながら“金利選好”が優勢となったのは事実であり、それを背景にした“ドル買い”も存在しています。
“大きく崩れる”とも思いづらいところです。
前記“10/31高値(113.383円)”付近に分厚いドル売りオーダーが控える反面、“日足・一目均衡表基準線(本日は112.962円)”と重なる“113円ライン”付近には大量のドル買いオーダーが待ち構えているとの話も聞きます。
「抜けた方についていく」のセオリーが期待される局面といえますが、本日に関しては「どちらも難しい??」と見るべきかもしれませんね。
突破の有無を探るポイントとして、一応“株価動向”“米ISM非製造業景況指数”、そしていつ飛び出すかわからない“トランプ砲”には気を配っておく必要がありそうですが…。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:113.944(10/8高値、大台)
上値4:113.800(10/4~10/26の76.4%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:113.496(ピボット1sレジスタンス)
上値2:113.390(10/9高値、10/31高値、50月移動平均線)
上値1:113.319(11/2高値)
前営業日終値:113.206
下値1:112.963(日足・一目均衡表基準線、大台、200週移動平均線、11/2安値後の50%押し)
下値2:112.851(11/2安値後の61.8%押し)
下値3:112.698(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値4:112.561(11/2安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
下値5:112.381(10/26~10/31の50%押し、日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
12:11 ドル円 抵抗・支持ライン追加
※ご注意:予想期間は11月6日と表示されていますが、本日(11月5日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
注目の米雇用統計・平均時給は、前年比が2009年4月来最高(+3.1%)を記録しました。
また非農業部門雇用者数は急増(+25.0万人)、失業率は1969年12月来水準を維持(3.7%)と、その他項目もすこぶる好内容だったといえます。
想定した“金利選好⇒ドル買い”が台頭する中、米10年債利回りが3.22%へと上昇、そしてドル円は113.30円水準へと上値を伸ばしました。
◆ただし、方向感は未だ定まらず…
もっとも“株式にとってネガティブ”も想定した通りであり、これに先週末は「中国との合意は近くない」というクドロー・国家経済会議(NEC)委員長発言が重なりました。
“米中貿易戦争を巡る見方(思惑)”が交錯していることを如実に表す動きであり、NYダウが下落(引けは109ドル安)に転じる中、ドル円は伸び悩みました。
◆「抜けた方についていく」が期待されるが…? - 本日は特に“動きづらい”…!?
今週は米中間選挙(明日6日)がメインイベントですので、これを控えた本日は“動きづらい/様子見”と見るのが自然といわざるを得ません。
特に“10/31高値(113.383円)”を超えられなかったことで、目先は“より上値が押さえられる”という可能性まで残っています。
しかしながら“金利選好”が優勢となったのは事実であり、それを背景にした“ドル買い”も存在しています。
“大きく崩れる”とも思いづらいところです。
前記“10/31高値(113.383円)”付近に分厚いドル売りオーダーが控える反面、“日足・一目均衡表基準線(本日は112.962円)”と重なる“113円ライン”付近には大量のドル買いオーダーが待ち構えているとの話も聞きます。
「抜けた方についていく」のセオリーが期待される局面といえますが、本日に関しては「どちらも難しい??」と見るべきかもしれませんね。
突破の有無を探るポイントとして、一応“株価動向”“米ISM非製造業景況指数”、そしていつ飛び出すかわからない“トランプ砲”には気を配っておく必要がありそうですが…。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:113.944(10/8高値、大台)
上値4:113.800(10/4~10/26の76.4%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:113.496(ピボット1sレジスタンス)
上値2:113.390(10/9高値、10/31高値、50月移動平均線)
上値1:113.319(11/2高値)
前営業日終値:113.206
下値1:112.963(日足・一目均衡表基準線、大台、200週移動平均線、11/2安値後の50%押し)
下値2:112.851(11/2安値後の61.8%押し)
下値3:112.698(週足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値4:112.561(11/2安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
下値5:112.381(10/26~10/31の50%押し、日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
12:11 ドル円 抵抗・支持ライン追加