共立印刷は一時17%安、既存得意先からの受注量減で19年3月期業績と配当予想を下方修正
共立印刷<7838.T>が急反落し一時、前日比54円安(16.9%)安の265円に売られ年初来安値を更新している。24日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を495億円から465億5000万円(前期比3.9%減)へ、営業利益を24億円から15億9000万円(同28.9%減)へ、純利益を15億円から8億6000万円(同41.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
雑誌市場の低迷により出版印刷物の受注量が減少するなか、折り込みチラシや通販カタログなどの商業印刷物も売上高が減少し、既存得意先の受注量が減少していることに加えて、受注競争が激化するなかで新規取引先からの受注単価が下落傾向にあることが売上高・利益を押し下げるとしている。また、労務費や電力燃料費など製造コストの高騰も利益を圧迫するとみている。
業績予想の下方修正に伴い、従来中間・期末各6円50銭の年13円を予定していた配当予想を中間・期末各4円の年8円に減額修正するとあわせて発表しており、これも売り材料視されている。前期実績の13円に対しては5円の減配となる予定だ。
出所:minkabuPRESS
雑誌市場の低迷により出版印刷物の受注量が減少するなか、折り込みチラシや通販カタログなどの商業印刷物も売上高が減少し、既存得意先の受注量が減少していることに加えて、受注競争が激化するなかで新規取引先からの受注単価が下落傾向にあることが売上高・利益を押し下げるとしている。また、労務費や電力燃料費など製造コストの高騰も利益を圧迫するとみている。
業績予想の下方修正に伴い、従来中間・期末各6円50銭の年13円を予定していた配当予想を中間・期末各4円の年8円に減額修正するとあわせて発表しており、これも売り材料視されている。前期実績の13円に対しては5円の減配となる予定だ。
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