新興市場銘柄ダイジェスト:アクサスHDがストップ高、アールビバンは年初来高値更新

配信元:フィスコ
投稿:2018/10/23 15:46
<4564> OTS 161 +9
大幅に3日ぶり反発。自社が塩野義製薬<4507>にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンS-588410に関する探索的研究成果を欧州臨床腫瘍学会年次総会で発表している。先行して解析を進めている8名全てにペプチド特異的な細胞傷害性CD8陽性Tリンパ球の誘導を認めたほか、腫瘍組織におけるCD8陽性Tリンパ球の密度やPD-L1発現に明らかな増加が認められたという。


<3536> アクサスHD 170 +50
ストップ高。東証が定める基準に適合するとの認定を受け、猶予期間から解除されたと発表。同社は16年3月1日、アクサスと雑貨屋ブルドッグ(現ACリアルエステイト)が共同株式移転の方法により両社を完全子会社とする株式移転完全親会社として設立されたが、上場規程の「上場会社が実質的な存続会社でないと取引所が認める場合」に該当し、「合併等による実質的存続性の喪失」に係る猶予期間に入っていた。



<3497> リーガル不動産 1910 -
公開価格(1380円)を約42.9%上回る1972円で初値を付けた。設立は00年9月。主要事業は不動産開発、自社所有物件の賃貸、法的案件整理物件の不動産仲介、ファシリティマネジメント。不動産ソリューション事業や介護事業が堅調に推移する一方、不動産賃貸事業や不動産コンサルティング事業は低調を見込む。19年7月期の営業利益予想は前期比11.5%増の21.03億円。



<7523> アールビバン 833 +52
年初来高値更新。19年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の4.60億円から7.90億円(前期実績5.42億円)に上方修正。版画等の発送が順調に推移したことに加え、版画等の原価率が抑制でき、「健康産業事業」でホットヨガスタジオの出店費用が順調に推移したことなどが利益拡大に寄与した。通期予想(前期比9.6%減の8.80億円)については第2四半期決算発表時に改めて公表するとしている。



<3680> ホットリンク 712 -24
買い先行も反落。18年12月期の営業利益を従来予想の0.84億円から4.67億円(前期実績1.25億円)に、純利益を0.29億円から2.33億円(1.41億円)に上方修正している。リスク関連事業を完全連結子会社のリリーフサイン(RS)に承継し、RSの発行済株式の過半数以上を経営コンサルティングのエスフロントに譲渡する。譲渡で特別利益を計上することを機に、業績見通しを修正した。



<2667> イメージワン 691 +33
大幅に4日ぶり反発。株主の新山洋史氏から12月開催予定の定時株主総会での株主提案権の行使に関する書面を受領したと発表している。新山氏は、医薬品、化粧品の開発、製造及び販売、病院及びクリニックの運営及びコンサルタント業務、再生医療等に関するコンサルタント業務等を定款に追加することなどを求めているという。同社は新山氏と対話し、株主提案を慎重に検討するとしている。


<2438> アスカネット 1440 +90
大幅に3日続伸。従来に比べ高品質かつ高輝度の空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの開発に成功し、11月より新バージョンとしてサンプル供給を行うと発表。サンプル供給と並行して量産試作段階へと進み、品質の安定、歩留まりの向上、生産手法のさらなる改善を進め、受注があり次第、量産が可能な体制を構築する。樹脂製ASKA3Dプレートは、ガラスに比べ低コストかつ多量の供給を指向している。



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配信元: フィスコ

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