悲観する必要はないが、ここは一旦様子見…!?
◆米株急落⇒リスク回避⇒円買い
※ご注意:予想期間は10月12日と表示されていますが、本日(10月11日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
うぎゃー。
史上3番目の大きな下げ幅(831ドル安)を伴って、NYダウが崩れました。
このためマーケットはリスク回避姿勢に包まれ、円全面高の様相を示しています。
ドル円も“10/8-9安値(112.80円水準)”を明確に割り込み、“112円割れ”を窺う水準まで売り込まれました。
◆ただ「利益確定売りが加速しただけ」との声も…?
急落要因としては、「(為替報告書で)中国が為替操作国と認定される可能性」、そこから派生する「米中貿易戦争激化への警戒感」、あるいは「トランプ米大統領の低金利志向」との見方が一般的です。
しかし一部では、「45日ルール(決済期限は15日)を見据えた、ファンドの利益確定売りが加速しただけ」との声も上がっています。
仮に後者が正しいとすれば、「昨日の急落は一過性」「(往き過ぎ分は)すぐに巻き戻される」と見ることが可能ということになります。
“ことの成り行き”を見守る必要はありますが、現時点では「悲観する必要はない」というところかもしれません。
◆テクニカル的には“要所”に接近中!?
それでも“9/7~10/4の61.8%押し(111.971円)”と重なる“112円ライン”は、テクニカル的な要所の一つです。
すぐ下には“50日移動平均線(111.830円)”も控えていますが、割り込むと“日足・一目均衡表先行スパン上限、100日移動平均線、100/20週移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン上限”が居並ぶ“111.40-25円水準”まで下値を拡大しかねません。
「上昇トレンドは継続中」「あくまでポジション調整」とは考えますが、見方を誤った直後であることもまた事実…。
「悲観する必要はない」ものの、“ことの成り行き”は見守る必要はあり。
ここは「一旦様子見」としたところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:113.151(10/4~10/10の38.2%戻し、200週移動平均線)
上値4:112.982(20日移動平均線、大台、ピボット1sレジスタンス)
上値3:112.815(10/10高値後の61.8%戻し)
上値2:112.670(10/10高値後の50%戻し)
上値1:112.525(10/10高値後の38.2%戻し、日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:112.303
下値1:112.160(週足・一目均衡表転換線)
下値2:112.000(大台、9/20安値、9/7~10/4の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:111.830(50日移動平均線)
下値4:111.663(9/18安値、ピボット2ndサポート)
下値5:111.426(日足・一目均衡表先行スパン上限)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加
※ご注意:予想期間は10月12日と表示されていますが、本日(10月11日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
うぎゃー。
史上3番目の大きな下げ幅(831ドル安)を伴って、NYダウが崩れました。
このためマーケットはリスク回避姿勢に包まれ、円全面高の様相を示しています。
ドル円も“10/8-9安値(112.80円水準)”を明確に割り込み、“112円割れ”を窺う水準まで売り込まれました。
◆ただ「利益確定売りが加速しただけ」との声も…?
急落要因としては、「(為替報告書で)中国が為替操作国と認定される可能性」、そこから派生する「米中貿易戦争激化への警戒感」、あるいは「トランプ米大統領の低金利志向」との見方が一般的です。
しかし一部では、「45日ルール(決済期限は15日)を見据えた、ファンドの利益確定売りが加速しただけ」との声も上がっています。
仮に後者が正しいとすれば、「昨日の急落は一過性」「(往き過ぎ分は)すぐに巻き戻される」と見ることが可能ということになります。
“ことの成り行き”を見守る必要はありますが、現時点では「悲観する必要はない」というところかもしれません。
◆テクニカル的には“要所”に接近中!?
それでも“9/7~10/4の61.8%押し(111.971円)”と重なる“112円ライン”は、テクニカル的な要所の一つです。
すぐ下には“50日移動平均線(111.830円)”も控えていますが、割り込むと“日足・一目均衡表先行スパン上限、100日移動平均線、100/20週移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン上限”が居並ぶ“111.40-25円水準”まで下値を拡大しかねません。
「上昇トレンドは継続中」「あくまでポジション調整」とは考えますが、見方を誤った直後であることもまた事実…。
「悲観する必要はない」ものの、“ことの成り行き”は見守る必要はあり。
ここは「一旦様子見」としたところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:113.151(10/4~10/10の38.2%戻し、200週移動平均線)
上値4:112.982(20日移動平均線、大台、ピボット1sレジスタンス)
上値3:112.815(10/10高値後の61.8%戻し)
上値2:112.670(10/10高値後の50%戻し)
上値1:112.525(10/10高値後の38.2%戻し、日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:112.303
下値1:112.160(週足・一目均衡表転換線)
下値2:112.000(大台、9/20安値、9/7~10/4の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:111.830(50日移動平均線)
下値4:111.663(9/18安値、ピボット2ndサポート)
下値5:111.426(日足・一目均衡表先行スパン上限)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
10:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加