歯愛メディカルが反落、価格競争や原材料価格上昇で18年12月期営業利益予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/05 09:37
 歯愛メディカル<3540.T>が反落している。4日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、営業利益を24億8800万円から20億800万円(前期比3.3%減)へ、純利益を17億300万円から13億8700万円(同9.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 主力の通信販売事業を中心に新商品や新規事業分野である調剤薬局向けジェネリック医薬品販売を開始したことで、売上高は254億4100万円から264億8300万円(前期比16.0%増)へ上方修正した。ただ、同業者との販売価格競争や原材料価格の上昇などで原価率が上昇したほか、人材採用を先行し行ってきたことによる人件費増加、新規事業のシステム投資の増加などが利益を圧迫した。

 同時に同社は10月25日付で東証1部または2部へ市場変更することになったと発表。これに伴い、清水清人社長による240万株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限24万株の売り出しを実施するとも発表している。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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